ヨーグルトは健康だけでなく、女性の美容にも役立つ嬉しい食品です。ただし、ヨーグルトには様々な種類があり選び方によって得られる効果が異なります。自分の目的に合ったヨーグルトの選び方を食べ方のポイントとあわせて見ていきましょう。

目的別！ヨーグルトの選び方

■美肌・整腸目的なら
肌を美しく保ちたい方には、ビフィズス菌含まれたヨーグルトが効果的です。ビフィズス菌は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあるため、肌荒れや乾燥肌の予防に役立ちます。便秘を防ぎたい人にもビフィズス菌入りのヨーグルトがオススメです。

■ダイエット目的なら
ダイエットを目的としているなら、脂肪の吸収をおだやかにするカゼリ菌SP株やLGG菌が使われたヨーグルトが適しています。
また、コレステロール値を改善したり、糖の吸収を穏やかにしたりするクレモリス菌FC株も効果的です。

■免疫力アップなら
免疫力の強化には、1073R-1乳酸菌、ビフィズス菌SP株、プラズマ乳酸菌などが効果を発揮します。これらはNK細胞（ナチュラルキラー細胞）を活性化し、ウィルスや細菌から体を守ってくれるのです。

効果を高めるヨーグルトの食べ方

■シミの予防にはアロエヨーグルトを
アロエには、メラニンの生成を抑えて、色素沈着を防ぐ効果が期待できます。ヨーグルトと一緒に食べるとより高い効果が期待できるので、シミを防ぎたい方は、アロエヨーグルトを食べると良いでしょう。

■ダイエットには低脂肪・無糖のヨーグルトを
脂質や糖質の摂り過ぎは、ダイエットの大敵です。スムーズに痩せたいなら、低脂肪かつ無糖のプレーンヨーグルトを食べましょう。どうしても甘みが欲しい時には、血糖値をあげにくいはちみつを使うと効果的です。

■オリゴ糖で整腸作用アップ
オリゴ糖はビフィズス菌の餌となり、整腸作用を高める効果があります。オリゴ糖が含まれているはちみつやりんごをプラスしたり、オリゴ糖シロップなどを活用したりしましょう。

■食べるタイミングにも注意を
ヨーグルトの効果を活かしたいなら、食べるタイミングにも気を配りましょう。血糖値の急上昇を抑えたい場合は、ヨーグルトを食前に食べると効果的です。ヨーグルトに含まれるたんぱく質や乳酸が、糖の吸収をおだやかにしてくれます。
それとは別に便秘を改善したいなら、ビフィズス菌入りのヨーグルトを食後に食べた方が良いでしょう。食後に食べることで、ビフィズス菌が生きたまま腸に届き、腸内環境を整える効果が高まります。

以上、ヨーグルトの選び方や食べ方のコツをご紹介しました。確かな効果を得たいなら、ヨーグルトに含まれている菌にまで着目することが大切です。自分に適したものを選んで、美容と健康に役立てましょう。