生理前が一番キケン…?生理周期とニキビ発生の関係とは
公開日:2018/11/15 / 最終更新日:2018/11/15
女性のニキビの発生には、生理周期が大きく関係しているってご存知でしたか?女性は生理周期に合わせて体内のホルモンバランスが変わるため、その影響が肌に現れやすいのです。ではどのようなタイミングにニキビができやすくなるのか、理由や対策方法とあわせてチェックしてみましょう。
女性の生理周期とニキビの関係
女性のニキビができやすいタイミングは、生理前だといわれています。これには排卵後から分泌が増加する「黄体ホルモンが深く関わっています。黄体ホルモンには皮脂の分泌を活性化させる働きがあるため、生理前は毛穴に皮脂が溜まり、ニキビができやすくなるのです。
また、黄体ホルモンには精神を不安定にさせる作用もあります。そのため、生理前はストレスによる睡眠不足や暴飲暴食、体の冷えなどにも悩まされがちです。その影響も肌に現れて、ニキビや肌荒れ、敏感肌などを引き起こしてしまいます。
生理前のニキビを防ぐには
■肌への刺激を避ける
ニキビができると「もっとケアを頑張らなきゃ」と思ってしまいがちですが、生理前は肌が敏感になっているため注意が必要です。パックやピーリングなどのスペシャルケアは避けて、洗顔と必要最低限のスキンケアのみで様子を見るようにしましょう。この時期だけニキビケア専用の化粧品を使うのも効果的です。
■睡眠と栄養を十分に摂る
睡眠と栄養が不足すると、肌のターンオーバーが乱れてニキビができやすくなります。生理前は精神状態が不安定ですが、そんな時期だからこそ十分な睡眠と栄養補給を意識するようにしましょう。
食事ではビタミンやミネラルを摂るために、肉・魚・野菜・大豆製品・卵などをバランスよく食べることをオススメします。おやつには栄養豊富なナッツ類がよいでしょう。
■適度な運動を心がける
適度な運動には自律神経を整え、精神面を安定させる効果があります。ウォーキングやヨガなど、ゆったりとした動きで続けやすいものを取り入れるようにしましょう。血行が良くなるため、冷えによるニキビや肌荒れの改善にも効果的です。
女性が毎月繰り返すニキビには、生理周期が深く関係しています。あまり悩み過ぎずに「生理前だから仕方ない」と自分を落ち着かせながら、肌と心の両方をいたわるケアを心がけましょう。