20代でもオバサン顔!?老け顔を招く「目の下の膨らみ」の原因
公開日:2018/11/09 / 最終更新日:2018/11/09
老け顔を作る要因は、シワやほうれい線など、いくつもあげることができますが、その中でも厄介なのが、「目の下の膨らみ」です。目の下が膨らむとその陰にシワやクマのようなくぼみができ、一気に老けた印象を与えてしまいます。目の下の膨らみはどのような原因で発生するのか、すっきりと目元を保つ方法とあわせてチェックしてみましょう。
目の下に膨らみができる原因
■眼球を支える靭帯の衰え
そもそも目の下に膨らみができるのは、目の周りにある眼窩脂肪が前に押し出されるためです。加齢や血行不良などの影響で眼球を支えているロックウッド靭帯が衰えると、眼球の位置が下がって眼窩脂肪が圧迫されます。その結果脂肪が前に突き出し、目の下がぷっくりと膨らんでしまうのです。
■眼輪筋の衰え
年齢を重ねていても目の下が膨らまず、若々し目元を保っている人もいらっしゃいますよね。それには目の周りにある眼輪筋という筋肉が深く関わっています。眼輪筋が発達しているとそれが壁のような役割をして、眼窩脂肪の突起を防ぐことができるのです。逆をいえば、眼輪筋が衰えている人は、若くても目の下が膨らみやすくなります。
目の下の膨らみを防ぐには
■眼輪筋を鍛える
眼球を支える靭帯の衰えは、自力ではなかなか改善できません。しかし、眼輪筋は自分で鍛えることが可能です。眼輪筋が発達すれば、前に飛び出そうとする眼窩脂肪をしっかりガードすることができます。目の下の膨らみを防ぐために、以下のようなトレーニングを実践しましょう。
①目をぎゅっと閉じて5秒キープする
②目をパッと見開いて5秒キープする
③目を自然に開けた状態に戻し、正面を見る
④そのまま下まぶただけを引き上げて戻すような動作を20~30回繰り返す
※まぶしいものを見るときのような目つきで行いましょう。
■目元のマッサージをする
目元の血行が悪くなると、栄養や酸素が十分に行き渡らず、靭帯や眼輪筋が衰えやすくなります。特にPCやスマホなどを長く見続ける人は、目元の筋肉が凝り固まりやすいので、こまめにマッサージをして血行を促しましょう。
ただし、目元の皮膚はデリケートです。目元専用の美容液やクリームなどを塗った上で爪を立てずに優しく行ないましょう。
①眉頭の下、目頭、目尻を指圧する
※指先や曲げた指の関節を使てって、気持ちいいくらいの力加減で圧力を加えましょう。
②目の周りを指の腹で優しくプッシュする
③最後にこめかみを①と同じように指圧する
目の下の膨らみは、こまめなセルフケアで防ぐことができます。早め早めの行動で、いつまでもすっきりと若々しい目元をキープしましょう。