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自己流はNG!糖質制限ダイエットの間違った方法&体の悪影響

公開日:2018/09/28 / 最終更新日:2018/09/28

城野 親徳城野 親徳総院長

糖質制限ダイエットは、医師の指導の下で正しく行なえば、高い効果が期待できます。しかし十分な知識もないまま自己流で行うと、健康に悪影響を及ぼしてしまう可能性も。危険なNG糖質制限ダイエットとはどのようなものなのか、健康的に痩せるためのヒントとして確かめておきましょう。

炭水化物を完全に抜くダイエットは危険!? その理由とは

健康に悪影響を及ぼす可能性のあるダイエットの方法は、炭水化物を完全に抜く過度な糖質制限です。炭水化物の摂取量を極端に減らすとどのようなリスクがあるのか、以下から見ていきましょう。

■脳への栄養素が不足する
糖は脳が正常に活動するために欠かせない栄養素です。その栄養が極端に不足すると、仕事や勉強に集中できなくなったり、眠気がでたりするなどの弊害が現れます。

■血液がドロドロになる
過度の糖質制限を行った場合、必然的に肉類や卵、乳製品などを多く食べるようになるため脂質の摂取量が増加します。すると中性脂肪や悪玉コレステロールの摂り過ぎによって血液がドロドロになり、動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こす恐れがあります。

■塩分摂取量が増える
炭水化物を抜いておかずを多く食べると塩分の摂取量もおのずと増加します。その影響でむくみが起こりやすくなるだけでなく、高血圧などの生活習慣病を招く危険性があります。

■筋肉量が落ちる
糖質制限だけに頼ったダイエットを行うと、運動不足や栄養不足の影響で筋肉量が減少していきます。代謝が低下するため、かえって太りやすい体質になってしまう恐れもあるのです。この場合、糖質制限ダイエットに成功しても、食生活を戻せばあっという間にリバウンドしてしまいます。

糖質制限ダイエットを正しく行うには?

■専門家に相談しながら行う
糖質制限ダイエットは短期的に正しい方法で行う必要があります。自己流だとどうしても間違えやすいので、できるだけ医師や専門家と相談しながら行いましょう。

■主食を半分にする
専門家に頼れない場合は、過度の糖質制限を行わないことが大切です。ダイエットをしたいなら、ご飯やパンなどの主食を半分に減らす程度にしましょう。

■おかずは魚中心に
動物性脂質の多い肉類を食べ過ぎると血液がドロドロになるリスクが高まります。おかずは肉よりも血液をサラサラにする不飽和脂肪酸を多く含んだ青魚をメインにしましょう。肉を食べたい時は、鶏のささみや皮を取り除いた鶏むね肉、赤み肉を食べることをオススメします。

間違った糖質制限ダイエットを行うと、肌荒れや便秘などを引き起こすなど、美容にも悪影響を及ぼします。健康的に痩せるために正しい方法を選択するようにしましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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