美肌のカギは女性ホルモン!女性ホルモンが肌に与える影響とは?
公開日:2019/01/31 / 最終更新日:2022/05/27
女性ホルモンは女性の体づくりや心の状態に関わる大切なものですが、ホルモンバランスが崩れると肌荒れなどの不調を引き起こしてしまいます。美しい肌に必要なのは女性ホルモンを上手くコントロールすることです。
今回は、女性ホルモンが肌に与える影響やホルモンバランスを整える方法についてご紹介します。
女性の美しさを支えるホルモン「エストロゲン」
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンと呼ばれる2種類があり、これらの働きによって女性の体は支えられています。エストロゲンの主な役割は女性らしい体を作り、肌や髪の潤いを保つこと、プロゲステロンの役割は基礎体温を上昇させたり妊娠をサポートしたりすることです。
・分泌量で変わる肌の状態
エストロゲンが多く分泌されると肌つやが良くなりハリが出ますが、これはエストロゲンがコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促すことと関係があるといわれています 。
他にも骨を丈夫にしたり、コレステロール値の調整をしたりするなど健康維持に欠かせないホルモンです。
・エストロゲンの減少が引き起こす不調
エストロゲンは月経周期によって分泌量が変化し、40代後半からは大きく減少します。月経前の肌荒れや更年期障害はホルモンバランスの乱れが原因です。
また、ホルモンバランスが崩れると自律神経も乱れる ため、イライラするといった心の不調も招きます。
女性ホルモンのバランスを安定させるには
女性ホルモンの分泌量は20代から30代のピークを過ぎると徐々に減っていき増やすことができないため、急激に減少しないよう管理することが大切です。
・正しい生活習慣
女性ホルモンを整えるには栄養バランスのとれた食事が欠かせませんが、美肌を作りたいなら納豆や豆腐といった大豆製品を食べるのがお勧めです。大豆に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンに似ているといわれるため、普段あまり摂らない方はぜひ取り入れてみましょう。
食事と同様に睡眠も美肌作りには不可欠なので、充分な時間を確保し睡眠環境を整えることが重要です。12時までには眠ることや就寝前の飲食、スマートフォンの使用を控えることで睡眠の質を上げることができます。
・ストレスを溜めない
ストレスは脳に影響を与えてホルモンバランスの維持を妨げたり、体を冷やしてホルモンバランスを崩したり 悪い影響を与えます。運動やおしゃべりなど、自分に合う発散方法を取り入れストレスを溜め込まないようにしましょう。
また、適度な運動は自律神経を整え代謝を良くして体を温めるため、ホルモンバランスの調整に効果的です。
女性ホルモンは美しさだけでなく健康維持にも大きく影響します。
いつまでも美しさを保てるように正しい知識を持って、女性ホルモンをしっかりコントロールしていきましょう。