女性が知っておくべき「ダイエットと便秘」の密接な関係性
公開日:2018/09/21 / 最終更新日:2018/09/21
「ダイエットのために毎日の食事量をコントロールしている」という女性は多いもの。しかし食事制限をしている人ほど便秘になりやすいといわれています。ダイエットと便秘の密接な関係性を本当に美しい体を手に入れるためのヒントとして探ってみましょう。
ダイエット中は便秘になりやすい!その理由とは
■食物繊維不足
ダイエット中、便秘になりやすくなるのは、排便に関わる様々な栄養素が不足すためです。その1つが食物繊維の不足です。食物繊維は腸を適度に刺激したり、善玉菌のエサになって腸内環境を改善したりする働きがあります。しかしダイエットのために食事量を減らすとおのずと食物繊維が不足し、便秘になりやすくなってしまうのです。
■水分・油分不足
ご飯などの炭水化物を抜くダイエットを続けていると、便秘になりやすくなります。炭水化物に含まれる水分が不足することで便が硬くなり、排便しにくくなるのです。
また、油分の摂取量を極端に抑えるダイエットも、便秘の原因になることがあります。油分には便の滑りを良くしたり、腸の動きを活発化させたりする作用があるためです。
ダイエット中便秘になると
■肌が荒れやすくなる
便秘になると寵愛に有害物質が発生し、それが血液を通して全身に巡ります。また、腸内に老廃物が溜まっていると十分な栄養が吸収できなくなります。これらの影響で肌の新陳代謝が停滞し、肌荒れやニキビが起こりやすくなってしまうのです。
■代謝が落ちる
便秘は太りやすい体を作る原因にもなります。便秘になると胃腸の動きが悪くなる分、消化吸収で消費されるエネルギーが低減します。つまり代謝が落ちて、ダイエットをしても痩せにくくなる恐れがあるのです。
■免疫機能が落ちる
体内の免疫細胞の約60%が、腸に存在すといわれています。そのため便秘になて腸内環境が悪化すると免疫機能が低下する原因に。ダイエットをして痩せたとしても便秘だと病気になりやすくなるというデメリットがあるのです。
ダイエット中の便秘を防ぐには
ダイエット中の便秘の主な原因は、栄養不足です。排便を促す食物繊維・水分・油分を意識的に摂るようにしましょう。野菜だけでなくご飯などの炭水化物や脂質を含んだおかずも適度に食べることが大切です。
また筋肉量が低下すると排便力が落ちるので、腹筋運動やスクワットなどの筋トレも行うようにしましょう。
慢性的な便秘だと体重が重くなり、運動をするのも億劫になってしまうもの。ダイエットの大敵である便秘を防ぐためにバランスの良い食事と適度な運動を心がけていきましょう。