汗が薄毛の原因になるって本当?猛暑の夏にとり入れるべき対策
公開日:2018/06/28 / 最終更新日:2018/06/28
夏は気温の上昇に伴って汗の量も増えるもの。汗をかくことは本来、健康や美容にいいといわれています。しかし実はその汗が薄毛の原因になってしまうことも。なぜ汗が薄毛を招いてしまうのか、猛暑の夏に取り入れるべき対策方法とあわせて探ってみましょう。
汗と薄毛の関係
汗をかくと新陳代謝が促進され、発毛にも良い効果をもたらすといわれています。しかしかいた汗をそのまま放置していると、蒸れや頭皮環境の悪化によって雑菌が繁殖しやすくなります。
その影響で炎症や湿疹、かゆみなどが現れ、薄毛を招くことがあるのです。また、汗によって分泌された老廃物が毛穴に詰まることも、発毛に悪影響を及ぼす原因になります。
夏にとり入れるべき薄毛対策
汗をこまめに拭く
汗をそのまま放置すると雑菌と老廃物などの影響で頭皮環境が悪化してしまいます。水やぬるま湯でサッと洗い流せば完璧ですが、日中はなかなか難しいもの。清潔なタオルやハンカチなどで早めに汗を抜き取り、雑菌の繁殖を防ぎましょう。
できるだけ早めに頭皮を洗う
汗をかいた日はできるだけ早めに入浴し、頭皮を洗いましょう。入浴前には髪をブラッシングし、シャンプー前には頭皮をよくすすいでおくと頭皮や髪に付着した汚れを落としやすくなります。シャンプー中は皮脂を適度に落とためにぬるま湯を使うようにしましょう。
首の周りやワキの下を冷やす
暑さで頭皮から汗が吹き出す時は、首まわりやワキの下を保冷剤や冷たいタオルなどで冷やしましょう。首やワキには太り血管が通っているためここを冷やすことで体温が低下し、汗の分泌を抑えることができます。顔の汗を抑える効果もあるため、メイク崩れを防ぎたい時にもオススメです。
頭皮にも紫外線対策を
紫外線量が増える夏は、頭皮にも十分な対策が必要です。頭皮に紫外線を浴び続けると、バリア機能が衰えて雑菌の影響を受けやすくなってしまうのです。日傘や「UV プロテクトスプレー100」などの日焼け止めスプレーを利用して、頭皮に降り注ぐ紫外線をカットしましょう。帽子も紫外線対策には有効ですが、蒸れやすいのでこまめに汗を拭きとるなどの対策を行いましょう。
夏は汗をたくさんかいて、紫外線も多く浴びるもの。しかしちょっとした油断が、薄毛を招いてしまうことがあります。秋になってから後悔しないために、夏の汗対策を意識するようにしましょう。