「筋肉太り」で悩む女性必見!太くなる原因と効果的なダイエット
公開日:2018/06/15 / 最終更新日:2018/06/15
筋肉太りというと男性に多いイメージですが、実は女性には意外と多く当てはまります。とくに女性が筋肉太りしやすいのが、太ももやふくらはぎなどの下半身です。なぜそのような現象が起こるのか、筋肉太りのダイエット方法とあわせて探ってみましょう。
そもそも筋肉太りとは?
筋肉太りというと「筋肉だけが太くなっている」と思いがちですが、実はそうではありません。筋肉に脂肪や老廃物がくっついて固くなった状態を筋肉太りというのです。では、なぜ筋肉太りが起こってしまうのか、詳しく掘り下げてみましょう。
筋肉太りの原因
・過去に激しい運動をしていた
過去に部活や趣味などで激しい運動を習慣にしていた方は、太ももやふくらはぎに筋肉がついている傾向があります。そこに脂肪や老廃物が溜まると解消しにくい筋肉太りになってしまうのです。
・体が冷えている
体が冷えると血行が悪くなり、脂肪や水分などの老廃物が蓄積しやすくなります。むくみやすい方や過去に運動をしていたけれど今は運動不足という方は冷えが筋肉太りの一因になっていると考えられます。
・ヒールの高い靴を習慣的に履いている
日頃からヒールの高い靴を履いていると太ももの前側やふくらはぎの筋肉ばかりが使われて、脚が太くなってしまいます。
ハイヒールを履くと脚全体の筋肉が鍛えられそうに思えますが、長時間着用したり間違った歩き方などが加わるとバランスの悪い鍛え方になり、美脚から遠ざかってしまうのです。
筋肉太りを解消するダイエット方法
・遅筋を鍛える
筋肉には大きく分けて「速筋」と「遅筋」の2種類があります。
速筋は瞬発力があるのですが筋トレで太くなりやすく、筋肉太りの原因になってしまうことも。対して遅筋は持久力があり、鍛えても太くなりにくく、脂肪燃焼効果も高いといわれています。簡単にいうと短距離走選手に多いのが速筋で、マラソン選手に多いのが遅筋なのです。そのため筋肉太りを解消したい場合には、速筋を鍛えるような筋トレは避けた方が無難です。脂肪燃焼効果の高い遅筋を鍛えるためにウォーキングなどの有酸素運動やゆったりとした動きのヨガやピラティスを行うようにしましょう。
ただし、ウォーキング中は早足にならないように注意することが大切です。早足で歩くとふくらはぎの速筋が鍛えられ、太くなってしまう恐れがあります。
・体を温めてマッサージをする
お風呂などで体を温めてからマッサージをすると蓄積した老廃物は排出され、筋肉太りも解消しやすくなります。脚のマッサージをする際には、クリームやオイルを塗りながら足首→ふくらはぎ→ひざ裏→太もも→脚の付け根に向かって手のひらを念入りに滑らせましょう。手のひらでマッサージが面倒な場合は、マッサージ用のローラーを使用するのがオススメです。
筋肉太りだと「何をしても細くならない」と諦めてしまいがちですが、正しいダイエット方法を行えば憧れのすらしとした脚に近づいていきます。ゆったりとした運動やマッサージで、理想のボディラインをてにいれてみてはいかがでしょうか。