クレーター状のニキビ跡ができる原因は?セルフケアで改善できる?
公開日:2018/06/15 / 最終更新日:2018/06/15
ニキビ跡には様々な種類がありますが、中でも最も改善しにくいといわれているのが、クレーター状のニキビ跡です。
クレーター状のニキビ跡には凹凸があり、メイクでも隠しにくいため、大きな悩みの種になってしまうもの。そんなニキビ跡を改善してキレイな素肌を取り戻すために、クレーターができる原因や改善方法について探ってみましょう。
クレーター状のニキビ跡ができる原因とは?
・ニキビの炎症の重症化
クレーター状のニキビ跡ができるのは、ニキビの炎症が重症化したためです。
そもそも私たちの皮膚は、肌の表面にある「表皮」とその奥にある「真皮」の2層で構成されています。ニキビの炎症がひどくなると、表皮だけでなく、真皮と呼ばれる肌の奥にまでダメージが加わってしまうのです。
するとその傷ついた真皮を治すために、大量のコラーゲンが作られます。コラーゲンと聞くと肌にいいイメージがありますが、この時は異常なまでに作られるため、毛穴の周辺がしこりのように硬くなります。ニキビが完治しても、その形のままのしこりが残り、クレーター状にくぼんだニキビ跡ができてしまうのです。
クレーターの改善には「フラクセル2レーザー」が有効
クレーター状のニキビ跡は、セルフケアで改善するには限界があります。普段私たちがスキンケアで触れているのは表皮と呼ばれる肌の表面のみで、その奥にある真皮まではケアしにくいのです。
そのためクレーター状のニキビ跡には、美容皮膚科での治療をオススメします。特に有効だといわれているのが、「フラクセル2レーザー」による治療です。フラクセル2レーザーは、肌に小さな穴をあけ、肌の再生を促します。レーザーを当てた肌は数日で剥がれ落ち、新しい肌に生まれ変わるため徐々にクレーターの凹凸を目立たなくすることができます。
また、レーザーを当てると真皮のコラーゲンが生成されるため、クレーター状のくぼみを改善する効果が期待できるのです。穴をあけると強い痛みが伴いそうですが、フラクセル2レーザーは比較的痛みが少ない施術です。チクチクと感じる程度ですので、痛みに敏感な方でもそれほど心配する必要はありません。どうしても気になるという場合は、クリニックのスタッフやドクターに相談をしてみましょう。
フラクセル2レーザーによる治療は、クレーターの深さや大きさによって施術回数や費用が変わります。また、少なからずダウンタイムもあるため、あらかじめスケジュール管理をしっかりとしておくことが大切です。詳しい施術内容や回数、費用などを知りたい方は、どうぞ気軽にご相談ください。