冬になると肌のたるみが起こりやすくなる原因&予防方法
公開日:2017/12/16 / 最終更新日:2017/12/16
冬になるとカサつきやゴワつき、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなりますが、肌のたるみも冬に起こりやすいトラブルの1つです。
冬の過酷な環境によるダメージが引き金になって、肌のたるみが招かれてしまうのです。では、具体的にどのような要因が冬のたるみを招くのか、予防方法とあわせてご紹介します。
冬のたるみ肌を招く原因とは?
冬のたるみ肌を引き起こす主な原因は「肌の乾燥」「冷え」「紫外線」「むくみ」の4つです。
まずは乾燥ですが、冬の空気の乾燥によって肌の水分量が低下すると、新陳代謝が乱れてたるみやすくなります。また、体の冷えも同じく新陳代謝を低下させ、肌のハリを奪ってしまいます。
そして意外に思われるかもしれませんが、冬の紫外線にも注意が必要です。紫外線の量は8月がピークですが、冬でも肌の老化を引き起こす紫外線が地上に降り注いでいます。そのため、十分な対策をしていないと肌内部のコラーゲンが紫外線によって破壊され、肌にたるみが生じてしまうのです。
また、むくみもたるみを引き起こす原因になります。皮下組織に水分などの老廃物が溜まると、新陳代謝が妨げられて肌のハリがなくなってしまいます。とくに冬は冷えや暴飲暴食でむくみやすいため、たるみが進行しやすい季節といえるでしょう。
冬のたるみ肌を防ぐ方法
・入念な保湿ケア
乾燥する冬は、やはり徹底した保湿ケアが必要不可欠です。
朝晩のスキンケアに高保湿クリームをプラスしたり、日中もこまめに保湿するなどして、肌の乾燥をしっかりと防ぎましょう。外出時にはマスクをつけるだけでも外気による乾燥を防ぐことができます。
・体を温める
体が冷えるとむくみや新陳代謝の低下など、数多くのトラブルを引き寄せてしまいます。生野菜やビールなど、体を冷やす飲食物をできるだけ避けて、生姜や唐辛子、根菜類などの体を温めてくれる食べ物を口にするようにしましょう。
・紫外線対策を万全に
冬でも有害な紫外線が降り注いでいますから、UVケアをしっかり行いましょう。ただし、日常生活ぐらいであれば、効果が強い日焼け止めは必要ありません。SPF20~30程度で肌への負担が少なく、保湿効果のある日焼け止めを使うようにしましょう。しかし、冬のレジャーシーンでは、真夏と同様のUVケアが必要になります。特にスキー場には強い紫外線が降り注いでいるため、SPF50程度の日焼け止めをこまめに塗り直すことが大切です。
「冬は肌のハリが低下しても仕方がない」と諦めてしまうと、春や夏になっても冬のたるみ肌を引きずる可能性があります。次の季節に移ってから後悔しないためにも、冬のうちにたるみ肌の対策を徹底して行っていきましょう。