肘の内側がかゆい!その原因とかゆみを抑える対策方法
公開日:2017/11/22 / 最終更新日:2017/11/22
「肘の内側がかゆくて我慢できない!」と悩んでいる方は、意外と多くいらっしゃいます。かゆみに耐え切れず爪でガリガリと掻きむしると、傷ができたり、肌がボコボコと荒れたりと、肌の状態はどんどん悪化していくもの。
肌トラブルを避けるためにも、肘の内側のかゆみの原因やかゆみを抑えるための方法をチェックしておきましょう。
肘の内側がかゆい原因とは?
・あせも
肘の内側は汗をかきやすいため、あせもができやすくなっています。
あせもというと夏にできるイメージですが、秋冬でも通気性の悪い服などをきていると汗腺が詰まってかゆみが生じることがります。
・乾燥
肘の内側にカサつきを感じるようなら、乾燥がかゆみの引き金になっています。肌が乾燥するとバリア機能が衰えて、ちょっとした刺激が加わっただけでも肌がかゆいと感じやすくなるのです。
・アレルギー
ハウスダストや特定の食品に対してアレルギー症状が出た時に、肘の内側にかゆみを感じることがあります。これは肘の内側の皮膚が比較的薄く、弱いためだと考えられます。
肘の内側のかゆみの対策方法
・かゆいよきは冷やす
肘の内側がかゆいときは、保冷剤や冷たいタオルなどで冷やしましょう。
冷やすことで炎症が落ち着き、かゆみを幾分抑えることができます。それでもかゆみが収まらない場合は、炎症を抑える塗り薬を使うか、皮膚科へ行くことをオススメします。
・汗をかいた後は水で流す
汗をかいたままで放置をしていると、汚れが溜まって汗の出口が塞がれてしまいます。汗をかいあた後は、水で流したりボディシートなどで拭いておきましょう。もちろん夜は入浴して、肘の内側まで優しく洗浄することが大切です。
・熱いお湯で洗わない
汗をかいた後のシャワーや入浴時に熱いお湯を使うと、肌の保湿成分が流れ出て乾燥を招いてしまいます。シャワーや湯船の温度はややぬるめに設定し、あまり長湯しないようにしましょう。
・入浴後は保湿ケアを
肌が乾燥しやすいという方は、入浴後の保湿ケアが欠かせません。見落としがちですが、肘の内側までしっかりと保湿ケアをしましょう。とくにカサつきが気になる時には、保湿力の高いボディクリームを使用し、少し乾燥する程度ならサッパリとしたテクスチャーのボディミルクやローションを使うのがオススメです。
・アレルゲンの特定も視野に
乾燥対策をしてもかゆみが長引くようなら、アレルギーを起こしている可能性が考えられます。かゆみ肌を改善させるためにも、アレルゲンの特定も視野に入れましょう。
皮膚科などでアレルギー検査を行い、アレルゲンを遠ざけることで症状が和らぐ可能性があります。
強いかゆみによって肌を掻くと、痛みに代わったり精神的なダメージにつながることもあります。つらい肌のかゆみを抑えるためにも、正しいケアや治療を行っていきましょう。