レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

遺伝だけじゃない?ホクロが多くなる原因とは?

公開日:2017/08/22 / 最終更新日:2017/08/22

城野 親徳城野 親徳総院長

顔や手足など、体のいたるところにできる「ホクロ」。ふと腕を見た時に、新しいホクロを発見するという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
1つ2つ程度のホクロなら気にもしませんが、あまりにたくさんできていたり、ドンドンと増え続けると心配になってしまいますよね。一体なぜ、ホクロが増えてしまうのか、気になる原因をご紹介いたします。

ホクロが多くなる原因とは?

・遺伝
ホクロのできやすさは遺伝による影響が大きいといわれています。この遺伝とホクロの関係性は、まだ詳しく解明されていませんが、肌質は遺伝するといわれていることから、ホクロのできやすさも遺伝する可能性は大きいといえるでしょう。
また、遺伝による先天性のホクロは、生まれてから思春期の間にできますが、ホクロがある状態で生まれてくる赤ちゃんはほとんどいません。たとえ先天性のホクロでも、生後1か月以上経ってから目立ってくることが多いようです。

・紫外線
そもそもホクロは、メラニン色素を含む細胞のメラノサイトが集まってできたもの。そのため、メラニン色素の生成を促す外部刺激が先天性のホクロの原因になると考えられます。紫外線を浴びるとその刺激から肌を守るためにメラニン色素が作り出され、それが蓄積されて変質すると、ホクロになるのです。
学生時代に部活などで紫外線をよく浴びていたという方は、ホクロが多くなる可能性があるでしょう。

・ホルモンバランスの変化
ホルモンバランスに変化が生じると、肌質にも変化が現れます。女性の場合、とくに変化が生じやすいのは妊娠中や生理前。この時期は黄体ホルモン(プロゲステトン)が多く分泌されるのですが、このホルモンにはメラノサイトを活性化させる働きがあります。妊娠中やホルモンバランスの変化が激しい方は、ホクロができやすくなるといえます。

・ストレス
あまり知られていませんが、実はストレスもメラニン色素を増やす原因になります。ストレスを受けるとメタニン細胞刺激ホルモン(MSH)が増加し、メラニンの合成を促してしまうのです。
またストレスは自律神経やホルモンバランスの乱れを招きます。これらが肌質に変化をもたらして、ホクロができやすい環境を作ってしまうのです。

以上のようにホクロができる原因は遺伝だけではありません。大人になってからは外部刺激やホルモンの変化などが引き金となるため、紫外線対策や心身のケアを続けて行っていきましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

城野 親徳先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック恵比寿院

シロノクリニック恵比寿院

〒150−0012

東京都渋谷区広尾1-1-40恵比寿プライムスクエアプラザ2F

0120-114-422