出産後に薄毛になってしまう理由と産後ママのヘアケア方法
公開日:2017/05/27 / 最終更新日:2017/05/27
産後の女性の身体は、妊娠や出産の影響で大きく変化していますが、これによって”薄毛”になってしまう方も多いもの。
出産という大イベントを終えていきつく間もなく育児が始まり、体力的にも精神的にも大きな負担が重なる日々を送っている上に、薄毛になってしまっては悲しくなってしまいますよね。
一体なぜ、産後に薄毛になってしまうのか、その原因と産後のママにピッタリなヘアケア方法をご紹介いたします。
産後に抜け毛が増えて”薄毛”になってしまう原因とは?
女性の体は通常時も生理周期に合わせて女性ホルモンのバランスが変化していきますが、妊娠時や出産後にはとくに大きくホルモンバランスが変わります。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという2つの種類がありますが、妊娠時にこれら2つのホルモンが増加し、出産を終えると一気に2つのホルモンが減少します。
女性ホルモンには、髪の成長を促して、髪を抜けにくくするという働きがあるため、産後に女性ホルモンが激減することで一時的に抜け毛が増え、薄毛になってしまうのです。
また、出産とともに始まる育児jは想像以上にハードなもの。生活リズムの乱れや授乳、睡眠不足などにとってストレスが生じるため、これも産後の薄毛の原因になるといわれています。
産後のママが取り入れるべきヘアケア方法とは?
産後の薄毛は、時間とともに解決していくことがほとんどですが、やはり女性にとって髪の悩みは大きなコンプレックスになってしまいますよね。極力早く薄毛悩みを解決するためには、出産後に乱れがちな女性ホルモンのバランスを整えながら、並行して頭皮ケアを取り入れるのがオススメです。
まず、女性ホルモンバランスの整え方ですが、とくに効果が期待されるのが大豆イソフラボンの摂取です。大豆イソフラボンは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た働きをしてくれるので、女性ホルモンの乱れを整える効果が期待できます。毎日の食卓に豆腐や納豆、味噌などを積極的に取り入れて、大豆イソフラボンを摂取しましょう。
そして、頭皮ケアのポイントは、優しいシャンプーです。シャンプーをするときには、頭皮マッサージをするように優しく行い、洗い流しのないように丁寧にすすぎましょう。産後の薄毛に特化したシャンプーなども販売されているため、こういったアイテムを上手に活用するのも1つの方法です。
子育ての喜びは、大きく幸せをたくさん得ることができますが、やはり疲労やストレスも感じてしまうもの。今回ご紹介した食事と頭皮マッサージ意外にも、ストレスの解消や生活習慣の改善も心がけ、精神的な面でも薄毛対策に取り組んでいくことが大切です。