内臓の不調でシミが増えるってホント!?その理由と改善方法とは?
公開日:2017/05/27 / 最終更新日:2017/05/27
「シミができる原因は?」という質問があれば、多くの方が「紫外線」と回答するでしょう。もちろん、紫外線はシミを作る大きな原因となるものですが、実は「内臓が弱った時」にもシミができやすくなることをご存知でしょうか?
一見関係が無いように思える”内臓”と”シミ”にはどのようなつながりがあるのか、改善策とあわせて解説します。
内臓の機能が低下するとシミができる!?
その理由とは?
内臓といっても様々な臓器がありますが、とくにシミと深い関係があるのが”肝臓”です。肝臓の機能が低下すると、シミができやすくなるといわれています。もともと肝臓には老廃物を体外に排出する働きがありますが、この機能が衰えると全身の新陳代謝が低下します。
その結果、肌の新陳代謝(ターンオーバー)も乱れてしまい、シミの元となるメラニンが肌に蓄積されてしまうのです。
また、”副腎皮質”の機能が低下したときにも、シミができやすくなるといわれています。副腎皮質が衰えるとメラノサイトを刺激するホルモンが大量に分泌され、メラニンを増やしてしまうのです。
内臓の不調を改善する方法
・ストレスを避ける、解消する
過剰なストレスがかかると自律神経に乱れが生じ、肝臓や副腎皮質の機能が低下してしまいます。ストレスを溜めないようにするためにも、まずはストレスの原因になることからできるだけ距離をおくことを心がけましょう。その他にも適度な運動や十分な休息などで気分転換を図ることが大切です。
・良質なタンパク質をとる
良質なタンパク質は、傷ついた肝臓の脂肪を修復してくれます。とくに肝臓の回復に効果的だといわれている大豆製品や卵、乳製品、レバー、魚介類のバランスを良く食べるようにしましょう。
・ビタミンを補給する
ビタミンA・C・Eなどのビタミン類は活性酸素を除去し、肝臓の機能を高めてくれます。ビタミンAは、レバーやにんじん、ビタミンCは、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、ビタミンEは、ナッツ類などに豊富に含まれているので、意識して食べるようにしてください。
シミの予防というと、ついついスキンケアだけに目が向きがちですよね。しかし、これからは内臓のケアも同時行うことが大切です。体の内側と外側の両方からケアを行って、シミのない健康的な素肌をクープしていきましょう。