春だけじゃない!今から始めておきたい花粉対策
公開日:2017/02/26 / 最終更新日:2017/02/26
花粉といえば、「春に飛散するもの」というイメージがありますよね。
しかし実は花粉は季節を問わず飛散しているもの。スギ花粉などは春先にピークを迎えるものの秋口にピークを迎えるブタクサなどの植物によるものもあるのです。また住んでいる地域の気候や生息する植物の違いによっても少しずつ差がでます。
そのため原因が花粉とは気づかずにくしゃみや鼻水などの症状に悩まされている方も少なくありません。では、一体どのような方法で花粉対策しておけばよいのでしょうか?ピークを迎えて症状が酷くなる前に花粉対策の方法をチェックしておきましょう。
冬~春はスギ花粉の時期
花粉症の原因と聞いて真っ先に思い浮かぶのはやはり「スギ花粉」ですね。年間を通して飛散しているスギ花粉は、冬の終わりから春の終わりごろにかけて特に飛散量が増加します。スギ花粉が引き起こす症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、肌荒れなどです。
最近では、湿疹や痒みをともなう「花粉症皮膚炎」に悩まされる人も増えてきています。
これらの症状を防ぐためにも日頃の花粉対策を徹底しておきましょう。
今日から心がけたい花粉対策
・帰宅後は花粉をはらって早めにクレンジング
外から帰宅した際は、服にたくさんの花粉が付着しています。家の中に持ち込んでしまわないように玄関前で軽く服をはたいて花粉を払い落としておきましょう。
また花粉は肌にも付着しているため帰宅後はできるだけ早めにメイクを落とすことも大切です。
・十分な保湿で肌のバリア機能を保つ
クレンジングと洗顔で花粉を洗い流した後は、必ず十分な保湿を行いましょう。保湿することで肌のバリア機能を保ち、花粉による肌荒れを和らげることができます。ただし、摩擦によってダメージを与えるとバリア機能が弱まってしまうため、コットンなどで擦らずに手のひらで優しく保湿してあげましょう。
・ストレスを溜めない
ストレスを溜めると身体の免疫力が低下し、花粉症が悪化しやすくなります。夜はできるだけ早めに寝て質の高い良い睡眠をとり、ストレスに負けない体力と精神を作り出しましょう。また、喫煙や飲酒を控えめにして栄養バランスのとれた食事を心がけることが大切です。
・外出時はマスク、メガネ、帽子などで防御を
花粉の飛散量が増え始めたら「まだ対策するには早い」などど思わずに、マスク、メガネ、帽子などを着用して花粉をブロックしておきましょう。またウールのコートなどの表面が毛羽立った衣類には花粉がつきやすいので、ツルツルした素材のものを着ることをオススメします。
・症状が出る前に薬を飲む
最近は、花粉症の初期療法に注目が集まっています。まだ症状のでていない時期に薬を飲むことで花粉シーズンの症状を抑えることができるのです。毎年ひどい症状に悩まされているという方は、事前に病院へ行き、初期療法について相談してみましょう。
いかがでしたか?
花粉の飛散量がピークを迎えるシーズンは、お出かけも憂鬱になりがちです。日頃から対策を行うことで、少しでも花粉症の症状を和らげていきましょう。