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ツヤ髪の秘訣は乾かし方にアリ?正しいドライヤーの使い方

公開日:2016/11/13 / 最終更新日:2016/11/13

城野 親徳城野 親徳総院長

ショートでもロングでも、艶々とした美しい髪は女性の憧れ。「髪質が悪いから…」「痛んでいるから…」と自分の髪の毛をあきらめていませんか?実は髪の毛はシャンプーをした後の乾かし方を少し工夫するだけで、驚くほどキレイにツヤツヤ・サラサラになれるのです。今回は、今すぐにでも試したくなる女性の濡れた髪の毛の乾かし方やドライヤーの使い方について詳しくご紹介していきます。

濡れ髪は自然乾燥よりもドライヤーで素早く乾燥!

シャンプーの後に髪の毛を乾かす場合、「ドライヤーを使うと髪の毛が痛むから、自然乾燥をさせた方がよい」という意見がありますが、実はコレ間違いです。
シャンプーは髪の毛や頭皮に蓄積した汚れを落とすために大切なことですが、濡れることで髪の毛はキューティクルがはがれやすくなり、ダメージに対して弱くなってしまいます。そのため、シャンプー後に髪の毛をすぐに乾かさないと、

・湿った頭皮で雑菌が繁殖し、フケやかゆみが起きる
・生乾きの嫌なニオイがつく
・濡れた頭皮が冷えることで頭皮の血行が悪化し、髪の毛の成長がストップする
・血行不良によりヘアサイクルが乱れ、薄毛が進行する

など様々な頭皮トラブルを引き起こすリスクがあるのです。自然乾燥は頭皮にも髪にも負担をかけてしまうので、極力避けましょう。

美髪を作るタオルドライとドライヤーのポイント

髪の毛が生乾きの状態は、髪の毛が水分を吸って柔らかく、クセがついたり元々のクセガでやすい状態です。
まずはシャンプー後にしっかり髪の毛の水分をしぼり、タオルドライをして余分な水分を取り除きましょう。このとき大きめのコームで髪の毛をすき、髪の毛の流れを整えておくと乾いた時に髪の毛がサラサラになります。

髪の毛はタオルで擦り合わせないで、タオルで挟んでギュッと押さえるようにして、しっかりタオルドライをするとドライヤーをかける時間が短縮できて、熱による髪の毛の痛みを最小限に抑えることができます。
ヘアオイルなどを全体的に塗っておくと髪の毛の美容にも良いですし、ドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれます。ツヤツヤの髪の毛を作るドライヤーのかけ方は、次の通りです。

①ドライヤーは髪の毛から10~20cm程度離し、ひと房ごと髪の毛を持ち上げて、根元から毛先に向かってドライヤーの風散らすように動かして熱風を当てる。
②髪の毛全体の8~9割が乾いたら、お辞儀をして下を向き、髪の裏からドライヤーを当てて、根元をしっかり乾かします。
③全体的に乾いたら、最後に冷風を全体に当てて、キューティクルの開きを閉じさせる。

このようにキューティクルの流れに沿って、ドライヤーを当てることで、髪の毛がツヤツヤになります。毛先は熱に弱いので、ドライヤーを当てることで髪の毛がツヤツヤになります。
毛先は熱に弱いので、ドライヤーをかけすぎたり、熱風を当てないように注意してください。冷風で髪を冷やす工程を入れると、キューティクルが締まって寝癖がつきにくく、程よい水分量のツヤ髪がキープできます。

いくらメイクやファッションが決まっていても、ヘアスタイルが整っていなければ全体の印象も少し暗かったり、ガサツなものに変わってしまいます。サラサラで清潔な髪の毛を目指し、ケアを徹底しましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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