「メイクを落としさえすれば、どんなクレンジング剤を使ったって同じじゃない？」と思っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、実はクレンジングはスキンケアの中でも肌に大きな影響を与えます。肌に合っていないものを使うと、肌の負担になるだけでなく、肌トラブルの原因になってしまうことも。そこで今回は、肌質に合わせたクレンジング剤選びについて紹介します。

汚れをきちんと落とせないと老化につながる？

1日の終わりにはメイク汚れや皮脂が溜まって、肌は想像以上に汚れています。その日の汚れは、その日のうちにしっかりと落とすことができないと、汚れはドンドン蓄積してしまうのです。
汚れが蓄積されてしまうと、肌のくすみや小じわ、たるみやニキビなどの原因につながります。くすみやシワなどが肌に見られるようになると、一気に老けた印象を与えてしまうことも。実際に肌の老化にもつながるので、メイクや皮脂を落とすクレンジングはとても重要な役割があるのです。

ポイントメイクはリムーバーを使って！

肌質別クレンジングを紹介する前に、まずポイントメイクについてお話ししましょう。多くの女性はマスカラやアイラインなど、しっかりアイメイクをしていると思います。このメイクも普通のクレンジングで一緒に落としてはいませんか？

とくにアイメイクは一般的なクレンジングでは落ちにくく、ゴシゴシと擦ってしまいがち。目の周りを強く擦ってしまうと色素沈着を起こしたり、たるみの原因となってしまいます。目元専用リムーバーを使って、優しくオフしてからクレンジング剤を使うことが基本です。

どんなクレンジング剤を選べばいい？

肌質にあったクレンジングと言われてもどんなクレンジング剤を選べばいいのかわからないという方もいるでしょう。まずは、自分がどんな肌質なのかを知ることが大切です。

・乾燥肌
乾燥肌の方は、肌のバリア機能が低下していることもあり、非常にデリケートな肌質です。必要な皮脂を残しつつ、汚れはしっかり取ってくれる「ミルクタイプ」や「クリームタイプ」のクレンジングがオススメです。

・混合肌
混合肌は、乾燥している部分と、テカリが気になる部分が混ざっているので、意外とお手入れがしにくいといわれている肌質です。
「リキッドタイプ」のクレンジングなら、汚れを落としつつ肌の潤いをキープしてくれます。

・脂性肌
全体的に肌のベタツキが気になるという方は脂性肌です。
さっぱりとした洗い上がりにしたい、という方が多いですが、実は隠れ乾燥肌という可能性もあります。その日の肌の調子に合わせて、「リキッド」や「ミルク」を使い分けるといいでしょう。

健やかな肌をキープするためには、クレンジングがとても重要なカギを握っています。その日のメイクや肌の調子に合わせて、クレンジング剤をチョイスしてあげると、肌への負担も減らすことができます。
トラブルゼロのツルスベ肌を目指して、毎日のクレンジングを見直していきましょう！