産毛処理がニキビ予防に?有効な理由とは
公開日:2016/06/24 / 最終更新日:2016/06/24
産毛処理はメイクのノリを良くしたり、顔色をワントーン明るくする効果があり、多くの女性が取り入れています。
しかし産毛処理の効果はそれだけではありません!産毛を処理することでニキビ予防にもなるのです。
なぜ産毛処理がニキビ予防になるのか、その理由について紹介します。
皮脂は産毛に絡まりやすい
産毛は見た目ではさほど気になるものではありませんが、処理をしてみると意外とたくさん生えていることに気づきます。普段ニキビに悩んでいる人にこそ産毛処理がオススメです。そもそもニキビは皮脂の分泌量が多すぎて毛穴に皮脂が詰まってしまうことが原因です。この皮脂、実は産毛に絡まりやすいという性質を持っています。顔の産毛が常に生えている状態だと、産毛にも皮脂がついている状態になり、それを放っておくと毛穴がより詰まりやすくなります。
汚れた産毛があるということが、結果としてニキビを発生させることに繋がってしまうというわけです。
定期的な産毛処理を
毎日洗顔などをきっちりと行っていても、毛穴付近にたまった汚れまでをすべて取り除くことは難しいでしょう。そのためニキビ予防には産毛処理が有効だということができます。
産毛処理をすることでニキビの原因を取り除くことができるようになるだけでなく、スキンケアも効率的に行うことができます。産毛があると有効な成分をしっかりと肌に届けることができませんが、産毛がないことで、十分に栄養を届けることができるようになります。
産毛処理を行う際は、定期的に行うようにしてください。生理など肌の調子が崩れがちな時期を避け、2週間から3週間に1度の産毛のお手入れを心がけましょう。
軟毛性毛包はニキビの原因にならない?
毛穴には3つの種類があり、そのうちの一つに「軟毛性毛包」というものがあります。
ニキビの原因となるのは、主に皮脂の分泌が活発な脂腺が発達した「脂腺性毛包」といわれています。
その点「軟毛性毛包」は脂腺が未発達なため、皮脂の分泌はほとんどありません。しかしごくまれに軟毛性毛包でもニキビが発生することもあるといわれています。
この「軟毛性毛包」は生え際や顔の中心に多く存在しています。この付近にニキビができやすいという場合は、何か皮膚炎に罹っている可能性も考えられます。この場合は、皮膚科を受診して診断してもらうことをオススメします。
ニキビができる原因として、産毛を考える方は少ないでしょう。
間違ったスキンケアや食事で油分の摂り過ぎでいないなど、一通りニキビの原因をチェックしても改善しない場合は、顔の産毛にも目を向けてみてはいかがでしょうか。