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「旬野菜」は美味しいだけでなく栄養価も高い!?

公開日:2015/09/04 / 最終更新日:2024/04/01

城野 親徳城野 親徳総院長

「旬野菜」は美味しいだけでなく栄養価も高い!?

野菜には季節ごとに最も美味しく食べられる「旬の時期」というものがあります。
しかもこれは意外と知られていない事実なのですが、野菜というのは旬の時期の方が栄養価も非常に高いものとなっているのです。
なぜ同じ野菜なのに育てる時期によって栄養価に差が出てしまうのでしょうか?
今回は旬野菜と栄養価の関係性についてご紹介していきたいと思います。

そもそも「旬」の意味とは?

旬とは正確には、「ある特定の食材について他の時期よりも新鮮で美味しく食べられる時期」のことをいいます。
もともと漢字の「旬」は「10日間」のことを意味しているため「上旬」「中旬」「下旬」という言葉は1ヶ月を10日ずつ3つに分けて表現したものなのです。そのため食材の「旬」というのも、本来は「その食材が最も良い時期を迎える10日間」を意味しているのです。

美味しくで栄養価が高いのはなぜ?

野菜にはたくさんの種類がありますが、旬野菜に共通しているのは無理なく育てられているため、余計な手を加える必要がないという点です。旬とは「野菜にとって最も生育条件が揃った環境で育てられた最も熟成している時期」であるともいえます。
旬の時期に育てられた野菜は、土からの栄養分を他のどの時期のものより吸収して育っています。そのため、ただ美味しいだけでなく栄養価も高い状態にあるというわけなのです。

旬野菜の栄養価についての研究結果

旬野菜の美味しさについては、皆さんもすでにご存知かとは思いますが、旬野菜に含まれている栄養価について調べたこんな研究データがあります。
女子栄養大学名誉教授の辻村卓氏は、野菜の収穫月ごとの栄養価について調べた研究結果を農畜産業振興機構のHP上で発表しています。
その結果によると、例えばビタミンCはそれぞれニンジンが10月、ほうれん草、春菊、カボチャは12月に収穫したものに最も多く含まれることがわかったそうです。

その結果によると、例えばビタミンCはそれぞれニンジンが10月、ほうれん草、春菊、カボチャは12月に収穫したものに最も多く含まれることがわかったそうです。
また、ほうれん草のビタミンCの含有量の差について比較したところ、最大月の12月は最少月である9月の約4倍ものビタミンCが含まれていたそうです。こういったデータを見ると、いかに野菜を旬の時期に食べた方が良いかということがわかりますね!

美味しさと栄養価、どちらの面で考えても野菜は旬の時期に食べるのが最も適しています。季節ごとにその時の旬の野菜を食べて、1年中きれいで健康的な生活を送っていってください。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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