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顔のたるみを改善するには「頭皮ケア」がポイントに!

公開日:2016/05/12 / 最終更新日:2016/05/12

城野 親徳城野 親徳総院長

年齢を重ねるとともに、肌の悩みは増えていきますが、中でもとくに多くの女性を悩ませるのが「たるみ」です。たるみを改善するためにも、表情筋を鍛えたり、リフトアップに効果的な美容液を使ったりと様々なケアを取り入れているという方も多いでしょう。
もちろんこういった顔を中心としたケアはとても大切ですが、実は顔のたるみ改善には頭皮ケアも重要になるということをご存知でしょうか?
そこで今回は、顔のたるみと頭皮ケアの関係性、そして家庭でできるマッサージ方法をご紹介します。

顔と頭は繋がっていることを意識して

人の皮膚は体全体がひと繋ぎになっています。もちろん、顔の肌と頭皮も繋がっているのです。しかし、この顔の皮膚と頭皮が繋がっているということを意識している方は少ないもの。顔のお手入れは念入りに行うのに比べて、頭皮のケアはついつい忘れがちになってしまいます。

顔の皮膚はおでこの前頭筋、そして頭の後頭筋で支えられています。そのため、たるみを改善するには顔のスキンケアやストレッチだけでなく、おでこから頭にかけて繋がっている筋肉を鍛えることが大切なのです。頭皮ケアと筋肉を鍛えることで顔のリストアップに繋がります。

頭皮の状態をチェック!

顔のたるみ改善には、まずは頭皮が今どのような状態なのかチェックしてみることから始めましょう。
頭頂部の」頭皮を指でつまんだり、頭頂部周辺をこぶしでグリグリと刺激したりすると簡単にチェックすることができます。

このチェックをして頭皮をつまむことができなかったり、痛みを感じたりする場合は、頭皮が固くなっている証拠。頭皮が固くなっているということは、血行が滞りがちになっているということです。頭皮が血行不良状態だと、顔のたるみ改善に期待できません。頭皮を柔らかく、血流をよくしてあげることが大切です。

お風呂でできる簡単頭皮マッサージ

頭皮の環境を改善するには、簡単に取り入れることができる頭皮マッサージがピッタリ。お風呂でできるリフトアップマッサージをご紹介します。湯船につかりながら、体が温まった状態で行うとさらに効果的ですよ。

まず、おでこの髪の生え際に親指以外の両手の4本の指を沿わせ、頭頂部に向かって後ろに引っ張ります。少し強めの力で引っ張り20秒ごどキープします。

次に耳の上から頭頂部に向かって、同じく4本の指で上へ引っ張り20秒キープします。その後手のひらの付け根を使って、頭頂部を挟むようにしてグッと圧力をかけましょう。痛気持ち良いと感じるくらいの強さで、ゆっくりと行うことがポイントです。

マッサージオイルを使用して頭皮マッサージを!

頭皮マッサージはシャンプーの際に取り入れると簡単ですが、マッサージオイルを使って行うのもオススメです。髪の毛を保護する椿オイルや人の肌の成分に近いホホバオイルが頭皮マッサージに向いています。

オイルを使う場合は、まずは頭全体にオイルをざっと馴染ませてからマッサージをしましょう。指を使って頭全体にクルクルと小さく円を描くようにマッサージをしながら馴染ませていくとより効果的です。
オイルを使用することで血行促進を助けたり、髪や肌の保湿力を高めてくれます。またオイルマッサージの後には、シャンプーをしてしっかりと洗い流しましょう。

顔のたるみを放置してしまうと、どんどんと進行してしまいます。いち早く改善をするためにも、今日から頭皮ケアを取り入れてみてください。ハリのある元気な肌を目指していきましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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