美味しく食べて美肌になれる「春の食材」5つ
公開日:2016/04/20 / 最終更新日:2016/04/20
美しい肌を保つためには、スキンケアだけでなく食べ物にも気を配りたいもの。
そこで積極的に食べて頂きたいのが、春に旬を迎える食材です。 春の食材にはどのような美容効果が秘められているのか、オススメの食べ方とあわせて詳しくご紹介します。
菜の花
2月から3月にかけて旬を迎える菜の花には、不溶性食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、腸の働きを活性化させるため、便秘を解消し、肌トラブルを防ぎます。 また、菜の花には免疫力を高めるβカロテン、コラーゲン生成をサポートするビタミンCも豊富です。他にも鉄分や葉酸、カルシウムなど女性が不足しがちな栄養素をたくさん含んでいます。美肌だけでなく、健康維持のためにも、積極的に食べるようにしたいですね。なお、βカロテンは、油と調理すると吸収率が高まるので、オイルと絡めたり、炒めて食べることをオススメします。
ふきのとう
独特の苦みを持つふきのとうには、植物アルカロイドなどポリフェノールが多く含まれています。植物アルカロイドは、腎臓や肝臓の機能を高めてくれるため、老廃物や毒素の排出を促します。その結果、健やかな肌を体の内側から作ることができるのです。またふきのとうには、肌荒れを防止するビタモンB群、抗酸化作用のあるビタミンEも含まれています。ただし、苦味成分が多い分、食べ過ぎると胃腸に負担をかける恐れがあります。一気に食べずに毎日小分けして食べるようにしましょう。ふきのとう味噌にすると長持ちする上、少しずつ食べられますよ。
春菊
強い香りが、特徴の春菊には、βカロテンが豊富に含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換されて皮膚や粘膜を強化してくれるため、美肌作りに役立つのです。その他、ビタミンC・カルシウム・鉄分などの含まれていて、免疫力をアップさせる効果もあるといわれています。 また春菊の香り成分には、胃腸機能を改善したり、食欲を促進させる作用があります。風邪や食欲不振で十分な栄養が取れないときは、春菊を加えておかゆや汁物を作ってみてはいかがでしょうか。
ウド
シャリシャリとした食感が楽しめるウドには、クロロゲン酸という抗酸化成分が含まれています。クロロゲン酸は、メラニンを抑制する効果があるため、日焼けやシミの対策に有効です。またウドは、疲労回復効果のあるアスパラギン酸を豊富に含んでいます。春の忙しさで疲れを溜めている人のオススメの食材といえるでしょう。酢水につけて、アクを抜いてから酢味噌和えやサラダにすると美味しく頂けますよ。
いちご
4~5月が旬の苺には、美肌効果の高いビタミンCが豊富に含まれています。その含有量は、レモンを上回り、100g中50~100mgほど。7~8粒の苺を食べれば、1日に必要なビタミンCを補えるのです。また、苺には食物繊維の一種であるペクチンが含まれており、整腸作用も期待できます。ビタミンCの効果をいかすため、苺は生で食べるようにしましょう。
このように春は美肌に役立つ食材が多くあります。メニューにこれらの食材を加えて、美味しくキレイな肌を作り上げてください。