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医療レーザー脱毛の施術時にある「埋没毛」 施術に問題は?

公開日:2016/03/08 / 最終更新日:2016/03/08

城野 親徳城野 親徳総院長

自分でのムダ毛処理によって、できてしまいやすい「埋没毛」。
皮膚の中に埋まって表面にでていない埋没毛ですが、埋没毛がある状態でも医療レーザー脱毛を問題なく行うことはできるのでしょうか?
埋没毛ができる原因や埋没毛がある場合の医療レーザー脱毛の効果などについて紹介していきます。

「埋没毛」ができてしまう原因とは?

「埋没毛」とはムダ毛の自己処理により肌が傷つき、ムダ毛を皮膚の中に残したまま肌が再生して毛穴を塞いでしまうことで起こるものです。毛抜きで無理に引っ張って抜く、カミソリで何度も同じところを剃るなどのムダ毛の処理は、肌へのダメージが強く埋没毛を作ってしまう原因にもなります。

とくに脇やVIO(陰毛)の毛は、太く毛根が深いので埋没毛になりやすい傾向があります。そのためこの部分のケアは、抜くよりも剃るようにするか、自己処理をせずに医療レーザーによる脱毛を行うのがオススメです。

やむなく自己処理を行う場合には、肌を傷つけないよう細心の注意をはらって自己処理後にはしっかり保湿を行うことが大切です。

埋没毛があっても大丈夫!?「医療レーザー」による脱毛効果は?

医療レーザー脱毛とは、肌のメラニンの色に反応し毛根を死滅させる脱毛方法。
レーザーは皮膚も通過するため、埋没毛がある場合でも黒色が目視できるレベルであれば毛根を死滅させ、効率的に脱毛することができます。

しかし、脱毛が完了しても埋没毛は皮膚の中に残ってしまうため、見た目には元の埋没毛状態が続いてしまうことも。また埋もれてしまっている毛は「ニキビ」や「炎症」の原因になる場合もあるため、なるべく埋没毛が少ない状態で脱毛を行うのが理想です。

脱毛前に行いたい埋没毛処理方法

肌は古い角質を剥がし、皮膚の奥から新しい肌を作っています。この肌の生まれ変わりである「ターンオーバー」によって、肌の中に閉じ込められた埋没毛もいつかは古い角質とともに排出されますが、部分によっては排出までに長い時間がかかってしまうことも。

消毒したピンセットや針を使い埋没毛を取り出すという人も多いですが、無理に取り出すことで肌はより傷つきますし、皮膚の炎症や化膿といったトラブルにも繋がってしまいます。

脱毛前に埋没毛を安全に素早く取り出すためには、やはり皮膚科での処理が最も効果的です。ただ脱毛の前に埋没毛を抜いてしまうとその毛根はレーザーに反応しなくなってしまいます。皮膚科で処理を行う場合には、毛は抜かず肌から出してもらうだけに留めてもらうよう相談しましょう。

自分でケアしたい場合は、スクラブ入りの石鹸やジェルを使い角質ケアを行うのがオススメ。古い角質を取り除くことで角質が柔らかくなり、ターンオーバーを早め埋没毛の排出までの期間を短くすることができます。

角質ケアの後は、保湿をしっかり行い、肌のダメージをケアしてあげることも大切です。

女性にとって大きな問題である「ムダ毛」ですが、きちんとした方法で処理やケアをしないと肌トラブルや色素沈着などのさらに大きな問題になってしまうことがあります。自己処理は手軽で簡単ですが、長い目で肌のことを考えるとレーザー脱毛などのプロの手を借りるのがいいかもしれません。いつもキレイな肌やキープすることができるので、オススメです。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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