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胸にニキビができるメカニズムと原因

公開日:2015/09/05 / 最終更新日:2024/04/01

城野 親徳城野 親徳総院長

胸にニキビができるメカニズムと原因

ニキビと聞くと顔にできるイメージがありますが、背中や二の腕、太ももや胸にニキビができてしまうと悩んでいる方は少なくありません。なかでも胸は、少しでも胸元が開いている服を着ると人目に触れてしまうと気にされる女性も多く、また再発しやすいという特徴もあります。
胸のニキビはどのようなメカニズム・原因でできてしまうのでしょうか。

胸のニキビのメカニズム・原因

ニキビは、肌のターンオーバーが乱れて角栓ができ、その周囲が炎症を起こすことで発症してしまいます。
胸は皮脂が多いというイメージはあまりありませんが、胸は背中と同じくらい皮脂が分泌されているので、通気性が悪かったりすると角栓ができてしまうことも。

・下着、衣類による締めつけ
・汗がケアされずアクネ菌、雑菌が増加する
・肌同士が摩擦して角質が傷つく(谷間)
・乾燥肌が進行しやすく、衣服の刺激を受ける
・シャンプーやボディソープの流し残し

以上のような項目が、胸ニキビの原因として挙げられています。

締め付け・汗・摩擦が原因になる胸のニキビは夏に多く、衣服の刺激を受けるニキビは冬にできやすいとされていて、ニキビを改善しないと慢性化してしまうこともあるので、注意が必要です。

服の素材ではナイロンなどの合成繊維で発症することが多いので、ニキビができた際には通気性や吸水性が悪い洋服は避けた方が良いといえるでしょう。

胸ニキビの予防・対処方法

胸ニキビは、肌質・胸の大きさに関係なく誰にでも発症する可能性があります。
ニキビから肌を守るためには、どのような予防・対処方法を行えばいいのでしょうか?

・すすぎ残し、ソープ類の成分
シャンプー、コンディショナー、ボディソープなどのソープ類のすすぎ残しが無いよう全身を洗い終えてからもう一度お湯で体を流してください。谷間や下乳の部分は念入りに泡が残らないようにしましょう。
またソープ類の成分が肌に合わない場合もあるので、すすぎ残しを改善してもニキビが改善されない場合は、刺激の少ないソープに変えてみるのもオススメです。

・保湿
入浴後、ベタつかない乳液や化粧水で保湿しましょう。
どんな肌タイプでも保湿をすることで角質層に潤いが出るので、外部からの刺激に強くなります。

・衣服
内臓が冷えてしまわないために、トップスの下にキャミソールなど着られる方は多いでしょう。インナーの素材は吸水性のある素材を選び、汗をかかない季節でも毎日洗濯してください。

・汗はこまめにケア
胸元は、顔に比べて汗が放置されやすい部位です。
汗がケアされずにとどまると雑菌が増殖して肌が炎症を起こすので、タオルやガーゼで定期的にケアをしましょう。肌が摩擦しないためにも、肌がサラサラに保てる制汗スプレーなどを使用するのもオススメです。

・下着サイズの確認
ブラジャー、ブラトップなど直接肌に触れる下着は、肌と摩擦を生む可能性があります。サイズがあっているか、汗を吸収しない素材でないかを確認し、しっかりと肌に合っているものを選びましょう。
谷間部分だけではなく、胸自体にニキビができてしまう場合、締め付けにより血流が悪くなってしまっていることが考えられるので注意してください。

・美容皮膚科
既に胸ニキビを発症されてしまった方は、一度美容皮膚科で診察をしてもらいましょう。痕の残らない施術を行っていますので、再発の防止にもなります。

胸ニキビは、対策をすれば改善する見込みが大いにあります。自分の体に自信を無くさないためにも対策を始めてみてください。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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