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肌の特徴に合わせて使い分けたいクレイの種類

公開日:2015/08/23 / 最終更新日:2024/04/01

城野 親徳城野 親徳総院長

肌の特徴に合わせて使い分けたいクレイの種類

前回の記事ではクレイ(粘土・泥)が肌に良い効果を与えることを紹介さえて頂きましたが、クレイといってもその中には様々な種類があります。クレイの種類によって、肌への効果も少しづつ違ってくるので、今回はクレイパックの材料として使われることが多い、主なクレイの種類について紹介させていただきます。

代表的なクレイの種類

・カオリン
カオリンは最もポピュラーなクレイで、ベビーパウダーの材料にも使われています。吸収力に優れていて肌の汚れや老廃物をしっかりと取り除いてくれるため、毛穴の掃除をするのに向いています。
また疲れてすくんだ肌の色を改善して、血行を促進させてくれるため、美白効果も期待できます。普通肌、乾燥肌の方にお勧めのクレイです。

・ガスール
石鹸やシャンプーとしても使用できるクレイで、カルシウムやマグネシウムが多く含まれています。
お肌の汚れを取り除いてくれるだけでなく、吸着力も優れているため、お肌をすっきりと引き締めて毛穴の掃除もしてくれます。
普通肌・乾燥肌・敏感肌の方にお勧めしたいクレイとなっています。

・モンモリオナイト
海底に堆積した火山灰が熟成してできたクレイとなっているため、ミネラルを多く含んでいます。
毒素を取り除く力や汚れの吸着力に優れているため、ニキビなどの肌トラブルを改善し、お肌の角質も取り除いてくれます。また吸着力がある割には刺激が少ないため、敏感肌や乾燥肌の方に向いているクレイとなっています。

・ホワイトクレイ
主成分となっているカオリンにミネラルがプラスされたクレイです。
カオリンと同じく吸着力に優れていて、毛穴の汚れをしっかり落としてくれるだけでなく、肌への刺激も少ないものとなっています。普通肌と乾燥肌の方にお勧めしたい、初心者にも使いやすいクレイとなっています。

・レッドクレイ
鉄分や油分が多く含まれていて、赤っぽい色をしていることからレッドクレイと呼ばれてます。
アンチエイジングに大きな効果が期待できるクレイで、過剰な皮脂を吸収して代謝を促進し、また収れん作用があるため肌にハリを与えてくれます。乾燥肌や敏感肌の方、そして肌の老化が気になる方にお勧めしたいクレイとなっています。

その他にもクレイにはたくさんの種類がありますが、今回はクレイパックの材料によく使われている代表的なクレイを紹介させていただきました。是非自分の肌に合った種類のクレイを見つけて、クレイパックを実践してみてはいかがでしょうか。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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