夏バテは美容にもよくない!防止には早めの対策を!
公開日:2015/07/14 / 最終更新日:2024/04/01
夏の暑さの影響によって現れる様々な症状のことを「夏バテ」といいます。
夏バテになると身体が弱っていくだけでなく、肌荒れや老化といった美容面でも様々な悪影響が及んでしまうため、できればそうなる前に避けたいところです。
そこで今回は、夏バテの原因と対策方法についてご説明したいと思います。
夏バテの原因はさまざま
人間の体は高温多湿な状態にさらされた時、自律神経の働きによって体温を一定に保とうとしてエネルギーを消費するのですが、このとき体にはかなりの負担がかかります。
そして何らかの原因によって負担がかかり続けてしまうと、体に溜まった熱を外に出すことができなくなり、それが夏バテとなって様々な症状が現れるのです。
自律神経の乱れさせる主な原因としては、食欲不振による栄養不足や強い冷房を受けることによる体へのストレス、そして寝苦しさによる睡眠不足などが挙げられます。
夏バテにならないための対策方法
・クーラーに頼り過ぎない
夏は暑い室外と涼しい室内を何度も往復することになりますが、それを何度も繰り返すと体が激しい温度差についてゆけなくなってしまいます。のため自宅ではできればクーラーに頼らないようにしたいところです。
自宅でクーラーを使用する際は、設定温度をあまり低くしすぎないようにして、扇風機を併用して風の力で部屋を涼しくするようにしていきましょう。
・冷たいものを飲みすぎない
冷たい飲み物を飲みすぎると、胃液が薄まって消化機能の低下を招いてしまうおそれがあります。
中でも甘い飲み物にたくさん含まれている砂糖は疲労感を増強させてしまうことがあるので、できれば夏であってもぬるめのお茶などを飲むようにした方が良いでしょう。
・適度に汗をかくようにする
夏だからといってまったく汗をかかない生活を送るのは危険です。
汗をかくことにより血流を良くしたり体の老廃物を外に出したりするという、美容面も含めた体によい効果がたくさんあるのです。適度な運動や、もしくは半身浴といった家の中でもできる方法で、毎日ある程度汗をかくようにしていきましょう。
・夏バテに効果的な栄養素を摂る
夏バテを防止するためには、たんぱく質やビタミン、ミネラルといった栄養素を十分に摂取することが、重要になってきます。中でも特に摂取しておきたいのが、「ビタミンB1」です。
ビタミンB1には、炭水化物に含まれる糖質をエネルギーに変えてくれるだけでなく、老廃物を代謝して疲労を回復させてくれる働きもあるため、夏の肌を健康にするためにうってつけなのです。
夏はなかなか食欲が湧きにくいですが、豚肉や豆類などに多く含まれているビタミンB1をメインに、色々な栄養素をバランスよく摂るようにしていきましょう。
夏バテにならないためには、普段の生活習慣が重要になってきます。肌荒れや老化を防止するためにも頑張って夏バテにならない強い体を作っていきましょう。