ポツポツ・ザラザラ「イチゴ鼻」の原因と改善法は?
公開日:2015/05/21 / 最終更新日:2024/03/13
小鼻や鼻のあたまのざらつきや毛穴の黒ずみに悩む方は多いもの。鼻の毛穴が目立ってしまうトラブルは「イチゴ鼻」と呼ばれることもあります。
皮脂の分泌が盛んになる春夏は、イチゴ鼻のお悩みが増える時期でもあります。鼻の毛穴が黒ずんだりざらついたりしてしまう原因は何なのでしょうか。そして改善する方法はあるのでしょうか。
そんなお悩みを解決すべくお手伝いできればと、心がけたいケア方法についてお伝えいたします。
イチゴ鼻になってしまう原因は?
毎日きちんと洗顔しているはずなのに鼻の毛穴だけが目立つようになってしまうのはなぜでしょうか。
鼻周辺は、皮脂の分泌が過剰になりやすい部分であることと関係があります。皮脂の汚れ・本来は剥がれ落ちるはずの古い角質などが毛穴に詰まってしまったものを「角栓」と呼びます。鼻は角栓ができやすい部分。角栓ができてしまうと毛穴の出口がふさがった状態になるため、分泌されて皮脂が肌表面に出られず、毛穴が広がったりざらついたりします。またこの角栓の表面が酸化することで黒ずんでしまうのです。
イチゴ鼻を改善するためのケアは?
イチゴ鼻のケアといえば、市販の鼻パックを思い浮かべる方が多いかと思います。手軽で使用後には目に見えて「取れた!」と実感できるため定期的に使用している方もいらっしゃるのでは?
でも鼻パックは角栓だけでなく、周囲の角質層まで一緒に剥がしてしまいます。こうした刺激は、肌の防衛本能を働かせ、さらに皮脂の分泌を高めたり、角質層が厚くなることで角栓ができやすくなったりします。どうしても気になるときに使う場合は、使用後の保湿ケアを十分に行うことを意識しましょう。頻繁に行うのはNGです。
それと毛抜きでぬいたり、爪で押し出したりといった方法も肌を傷つける恐れがあるため、できれば避けたい方法です。
角栓ケアには、蒸しタオルで毛穴を開かせた後、オイルで優しくマッサージしてから洗い流すことをオススメします。力を入れすぎず指の腹で優しくなでるように行いましょう。パックのように一度で目に見えて変化することはありませんが、定期的にケアすることで毛穴が目立たなくなっていくはずです。