「首の横シワ」は若い方にもできる? 意外な原因と対策方法とは
公開日:2020/02/14 / 最終更新日:2022/06/20
首は皮膚が薄いため、とても年齢が出やすいパーツです。特に見た目年齢を引き上げてしまうのが、年輪のように刻まれる首の横シワ。オバサン化を今すぐ食い止めるために、首の横シワの原因や対策方法をご紹介します。
首の横シワの原因
下を向く姿勢や猫背
首の横シワは、年齢を重ねた方だけでなく、若い方にも現れやすいといわれています。その大きな要因となるのが、普段の姿勢です。頭を倒して下を向くと、首の前側に横溝が入ります。これが日々繰り返されると、横シワとして定着してしまうのです。
また、猫背になると首の前側にたるみが生じます。このことも、横シワの一因になると考えられます。
枕が高すぎる
高すぎる枕も、首の横シワの原因になります。寝ているときに頭の位置が高くなると、あごが下がって首の前側に皮膚が重なり、横シワを招いてしまうのです。
紫外線
顔のメイクは万全でも、首のUVケアを忘れている方は多いもの。油断していると紫外線ダメージで肌の弾力が低下し、横シワができやすくなってしまいます。肌のハリがなくなると姿勢や枕による影響も受けやすくなるため、日頃から十分な注意が必要です。
首の横シワを防ぐには
普段の姿勢を見直す
猫背などの悪い姿勢は首のシワの原因になりますので、早めの改善が必要です。特に注意したいのが、スマホを見ているときの姿勢です。画面を見るとき、下を向く姿勢になっていませんか? そのような状態だとあごが下がり、首の前側に深い横シワができてしまいます。スマホを見るときはまずは姿勢を正し、画面を目の高さにまで上げるようにしましょう。それ以外のときも、背筋を伸ばした正しい姿勢を心掛けることが大切です。
枕の高さを調節する
枕に頭を乗せてあおむけになったとき、あごが下がって首に横シワができているなら、枕が高すぎるサインです。低めの枕に変更するか、畳んだバスタオルを枕代わりにして、首に負担がかからない寝姿勢をキープしましょう。
スキンケアや紫外線対策もしっかりと
首のシワを防ぐためには、スキンケアも欠かせません。顔のスキンケアをするときは首にも化粧水やクリームを伸ばして、ハリの維持につなげましょう。顔の下から鎖骨に向かって手のひらを滑らせると、血液やリンパの流れが良くなるため、むくみやたるみの予防にもつながります。
また、首の紫外線対策も大切です。日焼け止めを塗るか、UVカット効果のあるストールなどでカバーしましょう。
首の横シワには、生活習慣も深く関係しています。姿勢を改善したり、枕の高さを低くしたりして、首に負担をかけない生活を心掛けましょう。