女性にもっとも多い「混合肌」の特徴と見分け方
公開日:2020/02/14 / 最終更新日:2022/02/01
肌質にはさまざまな種類がありますが、乾燥とベタつきが混在する混合肌は、女性にもっとも多い肌質だといわれています。ただし、肌質を勘違いして間違ったスキンケアをおこなうと、トラブルの原因になってしまうもの。健やかな肌を守るためのヒントとして、混合肌の特徴と見分け方をご紹介します。
混合肌の特徴とは
混合肌には以下のような特徴があります。
・Tゾーンには油分量が多い
・全体的に水分量が少ない
・Tゾーンはテカりやすく、Uゾーンはカサつく
・Tゾーンの毛穴が大きく、目立ちやすい
・Uゾーンにかゆみやほてりを感じることがある
・皮膚が硬く、キメが粗い傾向がある
・メイクのりが悪く、化粧崩れを起こしやすい
混合肌は、部位によって肌質が異なるため、判断が難しいという特徴があります。Tゾーンは油分の多い脂性肌に偏りがち、Uゾーンは水分の少ない乾燥肌に近いでしょう。
このようなアンバランスな肌になるのは、乾燥やインナードライが大きく関係しているためだと考えられます。全体的に肌のうるおいが少ないので、乾燥を防ぐためにTゾーンの皮脂分泌が活発になるのです。皮脂量が増えても水分量が増えるわけではないので、肌は硬く、キメは乱れがちになります。
一方、Uゾーンには皮脂腺が少ないため、皮脂は出ず、カサつきが目立ったままになります。このような混合トラブルを防ぐためには、部位別にスキンケア方法を変えることが大切です。
あなたは本当に混合肌? 肌質の見分け方
洗顔後の肌でチェックする方法
肌質は、洗顔後の肌で簡単に見分けることができます。いつも通りに顔を洗ったら、肌に何もつけずに過ごしてみましょう。おでこを含めた顔全体がつっぱって保湿したくなるなら、乾燥肌。Uゾーンはつっぱるけど、Tゾーンに油っぽさが残っているなら、混合肌だと考えられます。
朝起きたときの肌でチェックする方法
洗顔後の肌で見分けられないときは、朝起きたときの肌で確認する方法がお勧めです。朝起きたての肌をよく観察し、Tゾーンが皮脂でベタついていてUゾーンがカサついているなら、混合肌だと考えられます。Tゾーンは汗をかいたようにテカっているのに、頬や口周りにはカサつきやザラつきを感じるのが特徴です。
混合肌はTゾーンに皮脂が多いため一見うるおっているように見えますが、実は乾燥しています。混合肌に当てはまるようなら、Tゾーンには水分を与えるケア、Uゾーンには水分と油分の両方を与えるケアを取り入れてみましょう。