レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

太っていないのに「くびれ」がない……意外な理由と作る方法とは

公開日:2020/02/06 / 最終更新日:2022/02/01

中川 桂中川 桂先生

太っていないのに「くびれ」がない……意外な理由と作る方法とは

ウエストがくびれているとバランスのとれた美しい体型に見え、異性の目にも魅力的に映るようになります。しかし、「太っているわけではないのに、なぜかくびれがない……」と悩む女性は少なくありません。どうしてくびれのない寸胴体型になってしまうのか、メリハリボディを作る方法とあわせてご紹介します。

くびれがない理由とは?

くびれを作る筋肉が衰えている

くびれを作るためには、脇腹にある腹斜筋や腹横筋、背中にある広背筋などの筋肉が必要です。しかし、これらの筋肉は普段の生活ではあまり使われず、特別な運動をしない限り衰えていきます。その影響で内臓が支えきれなくなったり、脂肪が蓄積したりして、くびれがなくなってしまうのです。

内蔵の位置が下がっている

くびれがない体型には、普段の姿勢も深く関係しています。猫背になっていたり、足を組んで体を歪ませたりしていると、内臓の位置が下がり、お腹がぽっこりと膨らんだメリハリのない体型になってしまうのです。反り腰によるあばらの開き、産後の骨盤の開きなども、くびれがなくなる原因になるといわれています。

自宅で簡単にくびれを作る方法

ウエストをひねるトレーニングをする

くびれを作る腹斜筋や腹横筋は、通常の腹筋運動では鍛えられません。以下のようなウエストをひねるトレーニングを、定期的に続けましょう。まずは1日1セットから始めて、慣れてきたら2~3セットと増やしていくと効果的です。

■ヒールタッチクランチ
簡単な動作なので、普段あまり運動をしない方にお勧めです。

①仰向けになり、両ひざを立てる
②肩甲骨から上を軽く起こし、脇腹を意識しながら右手で右のかかとを触る
③左側も同様に触る
④左右交互に20回くり返す

■ツイストクランチ
運動に慣れている方はこちらを優先的におこないましょう。

①仰向けになり、両手を頭の後ろで組む
②両ひざを曲げて、足の裏を床から軽く浮かした状態にする
③右ひじと左のひざがくっつくように、体をひねりながら、上体と脚を上げる
④体をゆっくりと元に戻し、反対側にも同様にひねる
⑤左右交互に10回くり返す

姿勢や呼吸法を改善する

いくら筋肉を鍛えても、内臓の位置が下がったままだと理想的なくびれを作れません。猫背や足組みは今すぐ控えて、背筋を伸ばした正しい姿勢を保つようにしましょう。
また引き締まったウエストを保つためには、呼吸法も大切です。以下のようにあばらを押さえながら腹式呼吸をすることで、よりスリムなウエストを作ることができます。

■あばらを引き締める腹式呼吸法
①両手を脇腹に当てて、鼻から息をゆっくり吸う
②あばらをやさしく押しながら、口から息をゆっくり吐き切る
 ※ お腹を限界まで凹ませるイメージで!
③以上の呼吸法を、1日1~3分ほどくり返す

くびれを作るためには、運動法や生活習慣にちょっとしたコツが必要です。ウエストをひねるトレーニングや正しい呼吸法などを取り入れて、寸胴体型を卒業しましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

中川 桂

中川 桂先生なかがわ かつら

シロノクリニック恵比寿

お一人おひとりの価値観や美に対する意識が異なります。 患者様のご要望をお伺いし、理想的かつナチュラルな美しさを最大限に引き出す美容治療の提供を心がけ、たるみ治療・シミ治療をと得意としています。

中川 桂先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック恵比寿院

シロノクリニック恵比寿院

〒150−0012

東京都渋谷区広尾1-1-40恵比寿プライムスクエアプラザ2F

0120-114-422