美容やダイエット、健康にも! はちみつの効果や活用法をご紹介
公開日:2020/02/04 / 最終更新日:2022/02/01
料理やデザート、ドリンクなど普段の食生活でもよく使う天然甘味料「はちみつ」は、スキンケアやヘアケアアイテムに配合されることも多い食材です。では、はちみつには具体的にどのような効果があるのでしょうか。
今回は、はちみつの持つさまざまな効果と、目的に合った活用方法をご紹介します。
■はちみつがもたらす嬉しい効果
はちみつが持つ栄養と効果には、以下のようなものがあります。
・乾燥を防いで健康的な肌に導く「保湿力」
はちみつは成分のほとんどが糖分で、水分量が少ない食品です。そのため、空気中の水分を吸収しながら外には逃さない働きを持ち、肌の潤いを維持してくれる効果が期待できます。
また、ビタミンCやビタミンB1のような、肌の健康維持に役立つビタミンも含まれているため、肌荒れやニキビなど肌トラブルの予防にも役立ちます。
・ダイエットの味方となる「低カロリー・低GI値」
はちみつは砂糖よりも甘く、カロリーが低いです。少量でも甘さを感じるため、砂糖の代わりにはちみつを使うことで、摂取カロリーを抑えられます。
また、はちみつは血糖値が上がりにくい低GI食でもあるので、インスリンの過剰分泌を抑え、肥満になりにくくするダイエット効果も期待できるのです。
・腸内環境を整える「グルコン酸・オリゴ糖」
はちみつに含まれるグルコン酸やオリゴ糖は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。
お腹の調子が悪く下痢や便秘でお悩みの方は、はちみつを摂り入れてみると良いでしょう。
■はちみつの効果をより実感できる活用方法
多くの嬉しい効果があるはちみつですが、より効果を実感するにはどのように活用すれば良いのでしょうか。はちみつを上手に使いこなす方法を3つご紹介します。
・はちみつだけで簡単パック
肌のくすみや毛穴の汚れが気になっている方には、はちみつパックがお勧めです。化粧を落として軽く水分を拭き取ってから、はちみつを適量とって顔全体にのせていきます。5~10分経ったらぬるま湯で洗い流しましょう。
また、そのままパックするだけでなく、はちみつを化粧水やボディソープなどに少量混ぜて使うのもお勧めです。
・寝る前にスプーン1杯のはちみつを食べる
寝る1時間程度前にスプーン1杯のはちみつを食べることで、成長ホルモンの分泌を促して脂肪燃焼を高める効果が期待できます。
ただし、以下の点には注意しながら行うようにしましょう。
-夕食時に炭水化物を少なめにする
-精製糖の含まれていない純粋はちみつを使用する
-睡眠時間をしっかりとる
・ヨーグルトに合わせて食べる
ヨーグルトにはちみつをかけて食べるのもお勧めです。はちみつに含まれるオリゴ糖が乳酸菌のエサとなり働きを高めるため、整腸作用がさらに高まります。
ヨーグルトはプレーンタイプを選べば、カロリーや糖質を抑えながらたんぱく質やミネラルが摂れるため、ダイエットにも効果的です。
はちみつは、美容や健康にうれしい効果を発揮してくれる栄養豊富な食材です。
ただし、カロリーが低いからといって食べすぎると、下痢や肥満の原因になるなど、逆効果になってしまうこともあります。適度な量を正しく使うことを心掛け、普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。