実はたるみの原因にも? 口呼吸がNGな理由と改善方法を解説
公開日:2020/02/04 / 最終更新日:2022/06/20
顔のたるみやシワを、加齢のせいだと諦めていませんか。実は、無意識に行っている口呼吸が顔の老化につながっている場合があります。「スキンケアやフェイスマッサージを頑張っているけど、あまり変化が見られない」とお悩みの方は、一度呼吸を見直してみましょう。
ここでは、口呼吸がNGな理由と改善方法について詳しく解説します。
■口呼吸が与える悪影響
口呼吸がいびきや虫歯、口臭などの口内トラブルの原因となるのは有名ですが、美容面でも悪影響を及ぼします。
口の周りには口を閉じる際に必要な口輪筋という表情筋があり、口呼吸を続けているとこの筋肉が衰えていきます。口輪筋はおでこや目元、頬、あごといった顔中の表情筋とつながっているため、口輪筋が衰えることで頬やフェイスラインのたるみ、二重あご、ほうれい線などの原因となってしまうのです。
■顔の老化防止につながる口呼吸の改善方法
口呼吸は意識的に改善することが大切です。ここでは、日常的に取り組みやすい口呼吸の改善方法を3つご紹介します。
・口輪筋を鍛えてフェイスラインを引き締める
口輪筋を意識的に動かして鍛えるようにしましょう。方法としては、特別な道具も必要なくどこでもトレーニングできる「あいうべ体操」がお勧めです。「あ・い・う・べ」の順に、ゆっくり大きく口を開けて動かすだけの簡単な体操ですが、口呼吸の改善や小顔になる効果も期待できます。
または、ガムなどを噛むのも良いでしょう。しっかりと口を閉じながらものを噛むことで、表情筋が鍛えられます。
・就寝時はマスクやテープを活用する
起きているときは意識的に鼻呼吸ができますが、寝ているときは無意識に口呼吸になってしまうことも多いです。
口元だけマスクをしたり口に貼る専用のテープを活用したりして、寝ているときも鼻呼吸が行えるようにする必要があります。
・枕の高さを変える
枕が高すぎたり低すぎたりすると、気道が狭くなり口呼吸になってしまうため、枕の高さを自身に合ったものにすることも大切です。
仰向けで寝たときに床と顔が平行になるくらいの高さで、鼻呼吸がしやすく寝返りが打ちやすい、睡眠時に負担がかからないような枕を探しましょう。
口呼吸を改善するために大切なのは、鼻呼吸を意識して実践する努力です。口呼吸を改善することができれば、ハリのあるお肌へ近づきます。いつまでも若々しくいるために、鼻呼吸を身につけて美しいフェイスラインを手に入れましょう。