太るのは年齢のせい? 30代からの太らないコツ
公開日:2019/03/10 / 最終更新日:2022/05/24
「30代になって太りやすくなり、痩せにくくなった」と感じている方はいませんか? 無理なダイエットを行ってしまうと体に悪影響を与えることがあるので、体型を気にしている方はなぜ太りやすくなったのかを正しく理解することが重要です。
今回は、30代になると太りやすくなる原因や日常的に行う対策法についてご紹介します。
太りやすくなる原因
太りやすい、痩せにくいという理由は人それぞれありますが、多くは加齢により体そのものが変化したこと、生活習慣が悪くなることに起因します。
・加齢による要因
基礎代謝とは何もしなくても一日に消費されるエネルギーのことであり、男性は10代後半、女性では10代前半が基礎代謝のピークといわれています。基礎代謝は30代以降に徐々に減少していき、40代になるとその影響が顕著に体に現れます。
また女性の場合、内臓脂肪の蓄積を抑えてくれるエストロゲンという女性ホルモンの一つが40代後半から減少し、これも太りやすくなる原因になります。
・生活習慣からくる要因
30代は仕事でも責任のある仕事を任されるようになったり、子どもがいると子育て中心の生活になってしまったりすることから、自由に使える時間が減少してしまう方が多いようです。不規則な生活リズムや栄養のバランスの悪い食事だけでなく、睡眠不足やストレスなども太りやすく痩せにくい要因となります。
日常的にできる太らないためのコツ
太りにくい体型を維持するためには基礎代謝を上げることが重要です。基礎代謝を上げるためには生活習慣を良くする必要があります。
忙しくて睡眠の時間をしっかりとることができない方は、質の良い睡眠のためにも電気の明るさを調節したり、寝る前にスマートフォンなどの画面を見すぎたりしないことが大切です。
毎回の食事では、できるだけ栄養バランスを考えて食事することはもちろん、食事の時間に気を付けることや、早食いをしないことは体に良いとされています。また、水分をこまめにとることや体を冷やさないようにするのも効果的です。
ジムに通う、スポーツを行う、毎日ジョギングをするというのはダイエットには有効かもしれませんが、仕事や家事に追われると、毎日行うのは難しいかもしれません。日常的に少しずつできる対策を意識して行いましょう。
毎日大変な運動や食事制限を行わなくても、太らないようにさまざまな工夫を行うことができます。日常的に少しずつ対策を行い、健康的な美しさを目指しましょう。