ダイエット中の食事タイミングの正解は? 食べ方と共にご紹介
公開日:2019/12/27 / 最終更新日:2022/02/01
ダイエット中はカロリーを気にしながら食事をしますが、摂取カロリーを抑えていてもあまり効果が表れなかったという方もいらっしゃるでしょう。実は摂取カロリーが少なくても、食事をするタイミングによってはダイエット効果が得られにくいことがあります。
今回は、ダイエットに効果的な食事のタイミングや食べ方についてのポイントを押さえ、ダイエット効果をアップさせる方法をご紹介します。
■体内時計に合わせたタイミングで食事する
人の身体には、「体内時計」が備わっています。体内時計にあわせて身体は「活動」と「休憩」をしていますが、このリズムにあわせて食事をとることがダイエットの効果をあげるポイントです。
例えば、身体が「活動」しているときに食事をすればカロリーを消費しやすく、反対に「休憩」している状態では消化しにくく太りやすいです。
「夜寝る前に食べると太る」と言われる所以は、就寝中は身体が休憩している状態だからという理由につながっています。実際に、時間帯によってどのような食事をとれば良いのでしょうか。
・午前中(早朝~10:00)
午前中に活発に動くのは肝臓で、脂肪の分解や栄養の代謝、有毒物の解毒に関わる器官です。この肝臓の動きを利用して、朝食は多少多めに食事をしても問題ありません。
・午後(12:00~14:00)
午後は、たんぱく質を消化する胃が活発に動きます。たんぱく質は代謝になくてはならない栄養素なので、胃が活発に動いているときに多く摂る必要があります。
昼食には、たんぱく質を多く含む豚肉や鶏肉などの肉料理がお勧めです。
・間食(15:00~17:00)
この時間は、膵臓が活発に動きます。膵臓から分泌されるインスリンは血糖値をコントロールする働きがあるため、甘いものが食べたい場合はこの時間がお勧めです。
・夕食(21:00までに終わらせる)
夕食時間帯以降は肝臓が休憩しているため、脂っこい食べ物を控える必要があります。野菜中心にたんぱく質を摂り入れ、あっさりとした食事を摂るようにしましょう。
また、なるべく21時までには夕食を終え、それ以降の飲食は控えるのがベストです。どうしても21時を回ってしまう場合は、脂肪の少ないメニューを摂るように心掛けましょう。
不規則な生活をしていると、体内時計に狂いが生じてきます。ダイエットだけでなく、健康・美容にも良くありません。
身体の中でそれぞれの臓器が役割を果たすためにも、規則正しい生活で体内時計を整えながら、最適なタイミングで食事をとりましょう。