ニキビ跡の毛穴の開きが気になる……どんなケアをするべき?
公開日:2019/12/16 / 最終更新日:2022/02/01
ニキビが治っても、その部分の毛穴が開きっぱなしになることがあります。毛穴の大きな窪みはメイクでも隠しにくく、コンプレックスの1つになってしまうことも。なぜ毛穴の開いたニキビ跡ができてしまうのか、適切なケア方法と一緒にご紹介します。
ニキビ跡の毛穴が開きっぱなしになる理由とは
そもそもニキビ跡ができる根本的原因は、ニキビの炎症の悪化にあります。炎症が悪化するとその周辺の組織にまでダメージが及び、赤みや色素沈着、クレーターなどのニキビ跡につながってしまいます。
そして毛穴が開きっぱなしになるのは、毛穴周辺の組織が破壊されたためです。ニキビの炎症が収まっても周辺組織が元に戻らず、毛穴が陥没したままになってしまいます。
毛穴の開きが目立つニキビ跡のケア方法
ピーリングで肌のターンオーバーを促す
陥没した毛穴を改善するためには、肌のターンオーバーを促す必要があります。ターンオーバーが正常にくり返されれば、毛穴周辺の組織が再生し、気になる開きが徐々に目立たなくなっていきます。
そのために取り入れたいのが、ピーリングです。フルーツ酸などで古い角質を優しく取り除けば、ターンオーバーを促す効果が期待できます。美容皮膚科でのピーリングがもっとも効果的ですが、通うのが難しい場合は、手軽に使える「VC100ピーリングソープ」「エンリッチリフトナイトピールVC」を用いると良いでしょう。
保湿で角質層にうるおいを与える
肌のターンオーバーを整えるためには、保湿も欠かせません。コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたアイテムをつかって、肌にうるおいを与えましょう。ピーリング後は特に乾燥しやすいので、より念入りな保湿をお勧めします。
また角質層にうるおいを与えれば、毛穴周辺がふっくらと盛り上がり、毛穴を目立たなくする効果が期待できます。軽度の開きであれば、適切なピーリングと保湿をくり返すうちに、改善を実感できるでしょう。
レーザー治療をおこなう
毛穴の開きが大きいニキビ跡もしくは深く陥没したニキビ跡は、ダメージが広い範囲に及んでいるため、修復にはかなりの時間を要します。早く確実に改善したい場合は、美容皮膚科でのレーザー治療をお勧めします。フラクセルレーザーなど、真皮層のコラーゲン修復を促す治療が効果的です。
毛穴の開いたニキビ跡は、赤みや色素沈着に比べると治りにくい症状です。肌のターンオーバーを促すケアを根気よく続けて、ゆっくり改善を目指していきましょう。