冬は爪の乾燥にも注意! 簡単にできる爪の保湿テクとは
公開日:2019/12/14 / 最終更新日:2022/02/01
寒くなり乾燥が気になる冬は、さまざまな肌トラブルを避けるためにも、いつも以上に気を付けてケアをする必要があります。
特に、爪も乾燥でダメージを受けやすい部位ですが、肌と違ってケアを忘れてしまいがちです。ここでは、簡単にできる爪の保湿テクニックについてご紹介します。
■爪が乾燥すると、どのような症状が?
爪が乾燥することで、以下のような症状が現れます。
・爪甲層状分裂症(そうこうそうじょうぶんれつしょう)
いわゆる「二枚爪」のことです。爪に含まれる水分量が少ない、栄養が不足している、爪先に力がかかってしまったなどが原因で発生することがあります。
・ささくれ(さかむけ)
乾燥によって爪周辺の皮膚がめくれるささくれも、乾燥が原因で起こります。ささくれを無理にはがしてしまうと、雑菌が入ったり傷口が化膿して腫れたりします。
■爪が乾燥してしまう理由
爪の乾燥にはいくつかの理由が考えられます。
・除光液による刺激
ポリッシュ(マニキュア)を使うときに用いる除光液は、爪の油分も一緒に奪ってしまうため乾燥が進み、爪が剥がれやすくなります。
こまめにネイルを変えるなど、除光液を日頃からよく使っているという方は注意が必要です。
・水仕事による刺激
洗い物などの水仕事の際は、洗剤やせっけんなどにより指先の油分が必要以上に落ちてしまいます。また、手を拭くときの摩擦や、きちんと手を拭けていないことも乾燥の原因です。
■すぐにできる爪のケア方法
実際にどのようなケアが有効なのでしょうか。ここでは、すぐにできる爪のケア方法をご紹介します。
・水仕事の直後にハンドクリームを
水に触れた直後、適度な油分を与えてあげるのがベストです。タオルでキレイに水分を拭き取ったら、油分が補給できるハンドクリームを塗るようにしましょう。
・水仕事の際は手袋を着用する
水仕事の際は、ゴム手袋で水や洗剤から手をガードする方法も有効です。かぶれが心配な方は、使い捨てタイプの手袋を利用すると良いでしょう。
・除光液を極力使わない
爪の乾燥を進める原因となるため、除光液の使用は極力控えることをお勧めします。
除光液を使用する場合は、ネイルオイルやハンドクリームを活用し、爪の保湿をしっかり行うよう心掛けましょう。
肌と同じように爪にも日々負担がかかっており、さまざまな理由から乾燥してしまいます。
美しい爪を手に入れるためには乾燥や刺激から爪を守り、ハンドクリームやオイルを使ってしっかりとケアすることが大切です。