こんな食事制限はNG! かえって太りやすくなるダイエット4つ
公開日:2019/12/11 / 最終更新日:2022/04/18
ダイエットには食事制限がつきものですが、間違った方法でおこなうと十分な効果が得られないばかりか、かえって太りやすくなってしまいます。そんな事態を避けるために、間違った食事制限のダイエット例を改善方法と一緒にご紹介します。
食事制限ダイエットの間違った方法
食べる量を極端に減らす
摂取カロリーを極端に減らすダイエットは、かえって太りやすい体を作る危険性があります。生命を維持するための栄養が不足すると、体が省エネモードになり、代謝が低下してしまうのです。
さらに栄養不足が続くとホルモンバランスが崩れ、生理不順や肌荒れなども招いてしまいます。たとえダイエット中でも代謝のいい体を維持するために、バランスのとれた食事を心掛けることが大切です。
○○だけを食べる単品ダイエット
過去に「りんごだけを食べる」「ヨーグルトだけを食べる」などの単品ダイエットが流行しましたが、この方法もお勧めできません。栄養が偏って、極端な食事制限をしているときと同じように代謝が悪くなってしまいます。たとえ一時的に痩せても元の食事に戻せばリバウンドしますので、単品ダイエットは絶対に避けましょう。
肉類を食べない
摂取カロリーを抑えるために肉類を控えている方は多いもの。しかし肉類には、代謝の維持に欠かせないタンパク質・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。ダイエット中なら、鶏ささみ、皮を取り除いた鶏むね肉、豚ヒレ肉、牛ヒレ肉など、脂肪分の少ない部位を選んで、積極的に食べるようにしましょう。
ただし、甘く濃い味付けだと糖質や塩分の摂取量が増えるうえに、お米もたくさん食べたくなってしまいます。塩コショウやハーブなどを用いて、薄めの味付けにすることがポイントです。
夕方~夜にたくさん食べる
「痩せたいから朝食や昼食は控えめにして、夕食をたくさん食べる」「日中は仕事で忙しいから夜遅くに食べている」……。このような夜遅くに偏った食生活は、いくら1日の摂取カロリーが同じでも、太りやすくなる危険性があります。夜はエネルギーを脂肪として蓄える「BMAL1」というホルモンが多く分泌されているため、食べたものが脂肪になりやすいのです。スムーズに痩せたいなら、できるだけ夜遅くに食べないダイエットを心掛けましょう。
間違った食事制限ダイエットは美容にもNG
間違った食事制限を続けていれば、リバウンドだけでなく、貧血などの健康被害、肌荒れなどの美容被害まで引き起こしてしまいます。先々のことまで考えて、正しいダイエットを焦らずゆっくり続けていきましょう。