バストアップには生理周期が重要! タイミング別のバストケア術
公開日:2019/12/10 / 最終更新日:2022/04/18
女性の体のコンディションは、生理周期によって変化しやすいもの。だからこそ効率よくバストアップするためには、生理周期を意識したケアが必要です。バストアップと生理周期にはどのような関係があるのか、タイミング別におこないたいケア方法と一緒にご紹介します。
バストアップと生理周期の関係
そもそも生理周期とは
生理周期とは、月経開始日から次の月経前日までのこと。この間に、女性の体のコンディションは大きく変化します。女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があり、このホルモンバランスが変化することで、体調も大きく変わってくるのです。
生理前はバストサイズが大きくなるけれど……?
生理前は、なんとなく体が重くなったように感じます。これは生理前に多く分泌されるプロゲステロンが、体内に水分を溜め込もうとするためです。実はこの働きは乳腺にもはたらきかけ、バストのむくみを引き起こします。 よって生理前は、バストサイズが平均で1カップほど大きくなるといわれています。あくまでもむくみが原因であって、バストアップの効果が現れているからとはいえません。
生理後はバストアップの効果が出やすい!
生理後はプロゲステロンが減り、エストロゲンの分泌量が増えます。エストロゲンは肌にうるおいを与えるとともに、女性らしい体に導くホルモンですので、バストにも栄養が届きやすくなります。よって生理後は、バストアップケアの効果がもっとも出やすい時期といえるでしょう。
ただし、生理後はプロゲステロンによるむくみが解消されるため、生理前のバストの張りは元に戻ってしまいます。元に戻っただけですのであまり気落ちせず、前向きにケアを続けることが大切です。
生理周期に合わせたバストアップ方法
生理前は無理をしない
生理前は体調も不安定になりがちなので、バストアップのための運動やダイエットは控えたほうが安心です。ストレスや冷えから心身を守って、焦らずおだやかに過ごすようにしましょう。
ただ、バストアップマッサージにはリラックス効果も期待できます。入浴中やお風呂上がりに、気持ちいいと思う程度に取り入れてみましょう。
生理後は積極的なバストケアを
生理後は体調が整いやすく、さまざまなバストケアに挑戦しやすい時期です。筋トレの効果も出やすいので、バストの土台である大胸筋を鍛えるエクササイズを積極的に取り入れましょう。
筋トレ後はタンパク質を多く摂ると、よりバストアップ効果が高まります。大豆製品だけでなく、肉、魚、乳製品、卵などもバランスよく食べましょう。もちろんバストアップマッサージも続けましょう。
理想的なバストを目指すためには、生理周期を意識することが大切です。「頑張っているのにバストアップ効果が出にくい」と感じているなら、生理周期を踏まえたケアを始めてみてはいかがでしょうか。