急いでニキビを治したい! 種類別の正しいケア方法とは
公開日:2019/12/07 / 最終更新日:2022/02/01
いつの間にかできているニキビは、あるだけで気分が沈んでしまうものです。正しいケアをして早く治したいものですが、実はニキビにも種類があり、ケア方法もそれぞれ異なるのはご存知でしょうか。
ニキビの種類や種類別のケア方法、ニキビを予防する方法をご紹介します。
■ニキビの種類
一口にニキビと言っても、進行具合によっていくつかの種類に分けることができます。
・白ニキビ
皮脂が毛穴に詰まり白っぽく見える状態で、ニキビの初期段階です。
痛みなどはありませんが、炎症を起こしたり痛みがでたりと症状が悪化する恐れがあります。
・黒ニキビ
白ニキビが進行し、表面に出た皮脂が酸化して黒くなった状態です。
白ニキビと同じく痛みなどはありませんが、こちらも進行することで炎症を起こします。また、シミやほくろのように目立ちやすいニキビなので、早めにケアしたいニキビです。
・赤ニキビ
白ニキビや黒ニキビが悪化したもので、毛穴に詰まった皮脂にニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖して、炎症を起こしている状態です。
痛みがあり、無理に潰したりするとニキビ跡ができてしまう可能性があります。
・黄ニキビ(膿ニキビ)
赤ニキビが更に進行し、ニキビの中に膿が溜まったものです。治るのに時間がかかり、炎症の強いものはニキビ跡を残してしまいます。
■種類別のケア方法
・白ニキビと黒ニキビ
炎症を起こしていない場合は、肌を清潔に保つことが大切です。刺激を与えると症状が悪化してしまうので、洗顔の際はこすらないように優しく洗うようにしてください。
乾燥もニキビの原因なので、いつも以上に入念な保湿を心掛けましょう。黒ニキビができている場合、抗酸化作用の強いビタミンC入りの化粧水を使うのも効果的です。
・赤ニキビ
炎症を起こしている場合は触ることを避けて、肌への刺激を抑えましょう。ファンデーションなどもできる限り使用しないで、抗炎症作用のあるスキンケアや塗り薬を使ってみてください。
黄ニキビなど炎症が酷い場合は、皮膚科などの医療機関を受診することをお勧めします。
■ニキビ予防には生活習慣に注意
ニキビを予防するためには日々の生活習慣が重要です。栄養バランスを考えた食事をする、清潔な寝具を使い十分な睡眠時間を確保するなど、日頃から注意する必要があります。
また、ニキビ予防には保湿も重要です。肌に潤いがあれば毛穴も詰まりにくくなるので、洗顔後はしっかりと保湿を行い、肌のターンオーバーが正常に働くよに心掛けてください。