■肌の状態をチェックする際のポイント

・水分量と油分量

肌の細胞が若いほど多くの水分を含むことができるので、モチモチとした肌触りになります。逆に、老化が進み肌の調子が悪くなることで、肌の水分量が減り乾燥肌を引き起こします。

また、水分量と同様に油分量も大切な要素です。油分が多すぎるとテカりやニキビの原因になりますが、少なすぎてもハリやツヤのない肌になってしまいます。

・弾力

肌を押したときにしっかりと押し返される、ハリがある肌かどうかを確認しましょう。肌の調子が悪い場合は弾力が低下し、跡がなかなか消えずに残ってしまいます。

・メラニン量

色素（メラニン）の量も肌の状態を知るうえで重要です。しかし、メラニンはシミができていない方でも多い場合もあり、測定器を使うなどしないことには、正確な量を判断することはできません。

■肌の状態のチェック方法

・ライフスタイルをチェックする

野菜を食べているか、外食中心かといった食生活から、外出時の日焼け対策の有無、飲酒・喫煙の有無など、普段のライフスタイルをチェックすることで、簡単に自分の肌年齢を知ることができます。
肌年齢を診断できるサイトなどから気軽に行えるので、是非試してみてください。

・一円玉を肌に押し付けてみる

一円玉を、頬に軽い力で30秒程度押し当てます。その後、一円玉の跡が消えるまでの時間でも肌年齢を調べることができます。
跡が消えるのが15分以内なら10代の肌、25分以内は20代、35分以内は30代、45分以内なら40代、それ以上かかる場合は50代以上の肌の目安です。

・アプリを利用する

スマホに搭載されたカメラで肌の写真を撮ることで、肌年齢を測定できるアプリも登場しています。肌のシミやシワも検出して分析してくれるものもあるので、活用してみるのも良いでしょう。

・肌年齢測定器を使用する

肌の水分量や色、透明度などから肌の状態を測定してくれる、測定器を使用するのも良いでしょう。
目視や簡単なチェックリストを利用するより、精度の高い肌年齢を知ることができます。
機器の購入にお金が必要になりますが、測定コーナーを設置している化粧品カウンターなどでは無料で診断してくれる場合もあります。

自身に合ったスキンケアを行うためには、まず自身の肌の状態を知ることが大切です。簡易ではありますが、スマホアプリなどでもチェックできるので、気になる場合は試してみるのも良いでしょう。
自身の肌に応じた適切なスキンケアを行うようにして、若々しい肌をキープしましょう。