混合肌さんに適したクレンジングの選び方&落とし方
公開日:2019/12/04 / 最終更新日:2022/02/01
混合肌とは、Tゾーンが皮脂でベタつき、Uゾーンがうるおい不足で乾燥しがちな肌のこと。悩みがパーツ別に違うため、スキンケアアイテムを選ぶ際にもちょっとした注意が必要です。今回は混合肌に適したクレンジング剤の選び方を、悩み解消につながるメイクの落とし方とあわせてご紹介します。
混合肌に適したクレンジング剤の選び方
ナチュラルメイクならミルク・クリームタイプを
混合肌でTゾーンがベタつきがちとはいえ、洗浄力の強いクレンジング剤を使うとUゾーンの乾燥と荒れを招いてしまいます。また、洗浄力が強いとTゾーンにも負担をかけることになり、かえって過剰な皮脂分泌を招いてしまうことも。それほど濃くないナチュラルメイクなら、洗浄力のおだやかなミルクタイプやクリームタイプのクレンジング剤を選びましょう。
しっかりメイクにはゲル・オイルタイプを
皮脂コントロール下地やカバー力の高いファンデーションを使用した日は、ミルクやクリームタイプのクレンジング剤では落としきれないことがあります。しっかりメイクをした日には、洗浄力がやや高いゲルタイプやオイルタイプを使いましょう。オイルタイプは『ドクターシーラボ ゴールドエッセンスオイルクレンジング』など、保湿効果が期待できるものを選ぶと安心です。
W洗顔不要のものを選ぶ
ここまではメイクの濃さに適したクレンジング剤の種類をご紹介しましたが、どの場合もW洗顔不要のものを選ぶことがポイントです。なぜなら混合肌さんの乾燥しやすいUゾーンにW洗顔をすると、さらなる乾燥を招いてしまうため。Uゾーンへのダメージを減らすために、できるだけ洗顔の必要ないタイプを選ぶようにしましょう。
もしクレンジング後に額や鼻のベタつきが気になるなら、TゾーンのみW洗顔をしてもOKです。ただしTゾーンも乾燥は禁物。つっぱるようなら、W洗顔は避けましょう。
混合肌のトラブルを防ぐクレンジングポイント
ベースメイクのクレンジングはTゾーンから
どんな肌質の方でも、”ベースメイクのクレンジングはTゾーンから”が鉄則です。皮膚が比較的厚く、皮脂の多いTゾーンから先に始めることで、皮膚の薄いUゾーンへの負担を減らすことができます。範囲の広いおでこは手のひらを寝かせて、肌に密着させるようにクレンジング剤をなじませましょう。
鼻・小鼻周りは念入りに
鼻や小鼻周りはファンデーションや皮脂が溜まりやすくなっています。指先で念入りにクレンジング剤をなじませましょう。
Uゾーンは優しく手早く
Uゾーンにクレンジング剤を長く乗せていると、うるおいが奪われて乾燥を招いてしまいます。指の腹で優しくなじませたら、なるべく時間をおかずにすすぎ流しましょう。Uゾーンは皮膚が薄いので、必要以上にこすらないことがポイントです。
毎日メイクをする女性にとって、クレンジングによる負担は大きいもの。混合肌に負担をかけにくいクレンジング剤とテクニックで、繊細な肌を守っていきましょう。