テカリ・カサつきを改善! 混合肌のための「洗顔」テクニック
公開日:2019/12/04 / 最終更新日:2020/06/02
Tゾーンは過剰な皮脂でベタつくのに、Uゾーンはうるおいが不足しがちな混合肌。そんな混合肌のお悩みを解消するためには、スキンケアの基礎ともいえる洗顔時にちょっとした工夫が必要です。混合肌の方にはどのような洗顔が適しているのか、注意ポイントとあわせてご紹介します。
混合肌に適した3つの洗顔方法
【方法1】Tゾーンを重点的に洗う
混合肌は、Tゾーンがオイリー肌、Uゾーンが乾燥肌に近い状態です。この場合、顔全体をすべて同じように洗うと、Uゾーンが乾燥してしまう可能性があります。以下のようにTゾーンを重点的に洗い、時間差をつけてUゾーンを洗うようにしましょう。
①手を石けんで洗う
②顔全体をぬるま湯で予洗いする
③洗顔料を手に取り、しっかり泡立てる
④ Tゾーンに洗顔料を乗せ、肌の上で泡を転がすように指先を動かす
※小さな円を描くように動かすと効果的です。肌には直接触れないようにしましょう。
⑤ Uゾーンに洗顔料を乗せ、やさしく撫でる程度に指先を動かす
※乾燥が激しいときは、泡を乗せるだけで十分です。
⑥ぬるま湯で顔のすみずみまで丁寧にすすぎ流す
【方法2】Tゾーンのみに洗顔料を使う
Uゾーンの乾燥が気になるときは、Tゾーンのみ洗顔料を使い、Uゾーンはぬるま湯のみで洗う方法がお勧めです。この洗顔方法は、肌がそれほど汚れていない朝に適しています。「洗顔料を使うとUゾーンが乾燥してメイクのノリが悪い」という方は、試してみてください。
① 【方法1】の④まで同じ手順で洗う
②Uゾーンには洗顔料を使わず、顔全体をぬるま湯ですすぐ
【方法3】ぬるま湯洗顔をする
Tゾーンの皮脂分泌がそれほど活発でないなら、顔全体をぬるま湯で洗っても問題ありません。この方法も、朝の洗顔にお勧めです。特に皮脂の分泌量が減る冬場は、こちらを試してみましょう。
① 手を石けんで洗う
② 顔全体をぬるま湯で洗う
※ Tゾーンは35℃程度、Uゾーンは32℃程度と、お湯の温度に差をつけると効果的です。
洗顔方法を変えるときの注意点
夏は皮脂の分泌が活発になってベタつきがちになり、冬は皮脂が減って乾燥ぎみになります。この変化に対応するためには、洗顔方法も季節によって変えることが大切です。「肌が乾燥してきた」と感じたら、Tゾーンのみ洗顔料で洗う方法か、ぬるま湯洗顔にシフトしましょう。
洗顔方法を工夫すれば、混合肌特有の悩みは解消しやすくなります。スキンケアアイテムを変える前に、洗顔方法を見直してみてはいかがでしょうか。