起きたら顔がむくんでる…… その原因と元に戻すための改善法
公開日:2019/11/27 / 最終更新日:2020/06/02
朝起きたら顔がパンパンにむくんでいた……といった経験がある方は多いのではないでしょうか。見た目の印象が変わったり化粧ノリが悪くなったりと、顔がむくんでいるだけで朝から憂鬱な気持ちになりますが、改善方法はあるのでしょうか。
ここでは、寝起きのむくみの原因とその改善方法をご紹介します。
■顔がむくむ原因
顔のむくみは血液やリンパの巡りが悪くなっている場合や余分な水分が身体に溜まっている場合が多いですが、その原因はさまざまに考えられます。
・前日の食事
前日の夜に飲み会がありお酒を飲んだりおつまみを食べたりした場合、水分や塩分の摂りすぎで顔がむくんでしまいます。
・睡眠時間
睡眠時間が足りないと、老廃物や水分を体に溜め込みやすくなります。それによって排出されなかった老廃物がむくみを引き起こしてしまうのです。
逆に睡眠時間が長すぎる場合も上半身に水分が溜まるため、むくんでしまうことがあります。
・肩凝り
運動不足や長時間のデスクワークによる肩凝りもむくみの原因です。肩凝りがある場合は血流が悪く代謝が落ちているため、むくみやすくなります。
・水分不足
水分の摂りすぎはむくみの原因ですが、水分が足りていない場合も身体が水分を溜め込んでしまい、むくみを引き起こします。
■むくみの改善法
・寝る前に水を飲む
寝る前に水や白湯を飲むことで巡りが良くなるため、むくみにくくなります。特にお酒を飲んだ日はよく水分を摂るようにしましょう。
・バナナを摂る
バナナに含まれるカリウムは体内の余分なナトリウムを排出するため、むくみの解消に効果的です。カリウムはアボカドやスイカなどにも含まれているため、塩分の摂りすぎを感じた場合は積極的に摂取すると良いでしょう。
・顔や首のマッサージをする
顔や首のマッサージを行うことで血流やリンパの流れを改善し、むくみを改善させます。以下のマッサージを試してみると良いでしょう。
まず、首を左右にゆっくりと回します。次に、鎖骨のへこんでいる部分を軽く押し、首をほぐしておきましょう。
顔のマッサージは、あごから耳の上にかけて引っ張り上げるイメージで行います。最後に、首の後ろから鎖骨までをさするようにマッサージし、リンパを流しましょう。
マッサージは力を入れすぎると逆効果になってしまうので、優しくさするような強さで行うのがポイントです。
・むくみに効くツボを押す
むくみに効果があると言われるツボを押すのもお勧めです。
エラの端から指1本分ほど内側にある頬車(きょうしゃ)、黒目の真下にある骨の下のくぼみにある四白(しはく)などがむくみに効果的です。
上記の方法でむくみに対処することができますが、それでもむくみが良くならない場合は何らかの病気である可能性もあります。むくみがいつまでも改善しない、むくみ以外に息苦しさなどの症状もある場合は、一度病院を受診することをお勧めします。