顔がたるんで見える原因とは? 今すぐできる顔筋トレもご紹介
公開日:2019/11/26 / 最終更新日:2020/06/02
ふと鏡を見たら、顔がたるんで見えてしまうことはありませんか? なぜ、顔のたるみは起こってしまうのでしょうか。また、それを改善する方法はないのか疑問に思うこともあるでしょう。
今回は、顔のたるみが起こってしまう原因と簡単にできる顔筋トレをご紹介します。ぜひ今日から実践してみてください。
■顔のたるみの原因
顔のたるみが起こってしまう原因は、さまざまあります。ここでは考えられる原因をいくつかご紹介します。
・紫外線
紫外線を長時間浴びると、真皮層にある肌のハリを保つために必要なコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。また、これらを作る繊維芽細胞も働きを低下させてしまうためたるみにつながります。
また、紫外線を浴びると活性酵素が発生します。この発生酵素が多く発生しすぎてしまうと、正常である細胞にまでダメージを与えてしまうのです。
・加齢
年齢を重ねると、皮下脂肪の新陳代謝が悪くなります。すると肌の水分量やコラーゲン量が減少してしまい、肌のハリと弾力が衰えてしまいます。
また、顔にはおよそ30種類の表情筋がありますが、これらと皮膚をつなぐ支持組織も年齢と共に衰えてしまうため、皮下脂肪を支えきれなくなり顔のたるみにつながってしまいます。
・生活習慣の乱れ
食生活の乱れや睡眠不足も、顔のたるみに関わります。生活習慣が乱れると必要な栄養素や酸素が肌に行き渡らなくなるため、肌の新陳代謝が滞りたるみにつながるのです。
・乾燥
肌が乾燥すると、ターンオーバーのリズムが乱れ皮膚の防御機能低下にもつながり、肌の弾力が失われてしまいます。
■今すぐできる顔筋トレ
顔のたるみの原因はさまざまあるため、考えられる原因の対策をしていく必要があります。それらに加え、今からご紹介する簡単にできる顔筋トレで、顔のたるみを改善していきましょう。
・目の周り
目の周りを囲んでいる筋肉を眼輪筋といいます。この部分の筋トレは、まず目を開けたまま片目ずつ横に8の字を描くように眼球を動かします。このとき、顔を動かしてしまわないように注意しましょう。
・頬と口角の筋トレ
まず始めに口で「お」というイメージで口を開きます。このとき、大きく縦に頬がしっかり伸びるように開くのがポイントです。この状態から頬の筋肉を持ち上げるイメージで、「あ」の形になるように口を動かしていきます。これを数回、繰り返しましょう。
・ほうれい線
口いっぱいになりすぎない程度に空気をいれ、頬を膨らませます。このとき、ほうれい線がきちんと伸びているか確認しましょう。口に入れた空気を、上下右下と移動させます。
顔のたるみを防ぐためには、紫外線から肌を守る、生活習慣を正す、肌を乾燥させないようにしっかりスキンケアをするなど、さまざまな対策を行う必要があります。筋肉の衰えも顔筋トレなどをするようにして、対策していきましょう。