つらい冷え性を撃退! 温活の効果や方法を分かりやすく解説
公開日:2019/11/26 / 最終更新日:2020/06/02
夏が終わり、朝や夜は寒くなることが増えてきました。寒さが身に染みるようになってくると辛くなるのが冷え性です。特に女性は冷え性の方が多く、7割近い方が冷えによる辛さを感じているといわれています。
そこで今回は、冷え性を撃退するための「温活」の効果や方法をご紹介します。
■温活の効果
温活とはその名の通り、冷えた体を温める活動のことです。一番の効果は体が温まることですが、それ以外にもさまざまな嬉しい効果があります。
・ダイエット
体を温めることで代謝が上がり、ダイエット効果が期待できます。また、体温が下がると体はカロリーを蓄えようとするため、体を温めることで余分なカロリーが体に溜まるのを防ぐことも可能です。
・むくみや肩こり、腰痛の改善
体が冷えている状態だと血の巡りが悪くなり、むくみや肩こりなど体の不調の原因となります。温活で体を温めることによって血流がよくなり、体の不調の改善につながります。
■効果的な温活の方法
・温かい飲み物を飲む
温かい飲み物は体を内側から温めることができます。朝、スープや白湯を飲むようにすると良いでしょう。
その際、同じ汁物でもとろみがある方が保湿効果は高いため、ポタージュスープなどがお勧めです。とろみがない汁物の場合は、片栗粉などでとろみをつけるのも手です。
また白湯を飲む際は、生姜やシナモンのようなスパイスを入れてみてください。そうすることで、血管を広げて体中に熱を行き渡らせることができます。
・色の濃い食材・冬が旬の食材を摂る
かぼちゃやニンジン、赤身の肉や魚のような色の濃い食材や根菜には、体を温める働きがあります。野菜は生で食べると冷えの原因になってしまうので、温野菜にするなど火を通して食べるようにするのがポイントです。
また、冬が旬だったり寒い地域で取れたりする食材も、体を温めてくれます。逆に夏が旬の食材や熱い地域の食材などは、体を冷やしてしまうため注意が必要です。
・湯船にしっかり浸かる
湯船にしっかりと浸かって体を温める習慣をつけましょう。熱いお湯ではなく、ぬるめのお湯で体を芯から温めるのがコツです。湯船に浸かることで、内臓など体の深部までしっかりと温めることができます。
・適度な運動
筋肉は体熱の4割ほどを生産しているため、筋肉量が不足していると熱を生む力が弱まり、冷えの原因となってしまいます。生活の中に筋トレを取り入れて、筋肉量を増やすように心掛けてください。
また、体の歪みが原因で血流が悪くなり、冷えが起こっていることも考えられます。簡単なストレッチを行い、姿勢を整えることも大切です。
冷えは、日々の食生活や運動によって改善することができます。冷えを解消すると、むくみや腰痛など、体のさまざまな不調にも効果があります。
今回ご紹介したことは手軽に行えるものばかりなので、是非毎日に取り入れてみてください。