フラフープダイエットの効果

脂肪を燃焼する

フラフープを回し続ける動作は、脂肪の燃焼を促す有酸素運動になります。有酸素運動というとウォーキングが有名ですが、フラフープなら家にいながらそれと似たような効果が得られるため、無理なくダイエットを続けることができます。また、フラフープ運動は思っている以上に全身をくまなく使うもの。ウォーキングと同じように、体全体のシェイプアップにつながります。

腹斜筋を鍛えてくびれを作る

腹斜筋とは、お腹の両サイドにあり、内臓を正しい位置にキープする筋肉のこと。フラフープを回すと普段はあまり使われない腹斜筋が鍛えられるため、キュッと引き締まったくびれを作ることができます。インナーマッスルも同時に鍛えられるため、筋肉量アップによる代謝の向上も期待できます。

骨盤を正しい位置に戻す

骨盤の開きや歪みは血行不良を招くため、脂肪が蓄積する原因になります。そのような骨盤の矯正にも、フラフープが効果的です。フラフープを回すと、ゆるんでいた筋肉が引き締まり、骨盤が徐々に正しい位置に戻りやすくなります。

便秘を改善する

フラフープは腰を大きく動かすため、その内側にある腸にも嬉しい作用があります。適度な刺激が加わることで腸の蠕動運動が促され、便秘解消の効果が期待できるのです。腸内環境が整えば代謝が上がり、より痩せやすい体を作ることができます。

フラフープダイエットのやり方

重さ500g～1㎏のフラフープを使う

ダイエットに適したフラフープの重さは、500g～1㎏です。これ以上重いと回しにくいうえに、腹部に過度の刺激を与えてしまうので注意しましょう。身長が160cmの女性であれば、直径90～100ｃｍ程度のフラフープがお勧めです。

体を前後に動かして回す

体を回すと、かえってフラフープが上手く旋回しません。コツは、体を前後に揺らすように動かすこと。慣れるまでは少し時間がかかりますが、焦らずに楽しみながらおこないましょう。

1日10分を週に3～4回続ける

フラフープ運動は、「右回しで4分、休憩2分、左回しで4分」の合計10分を、週に3～4回続けると効果的です。TVを見ながら、音楽を聴きながら、無理のない範囲で続けてみてください。ただし、内臓に負担をかけないために、食後1時間は避けるようにしましょう。

フラフープダイエットは、フラフープさえあればどこでも実践できます。外に出るのが億劫な方、ハードな運動が苦手な方は、試してみてはいかがでしょうか。