「味噌」の美容効果がすごい! 簡単に続けられる食べ方とは
公開日:2019/11/18 / 最終更新日:2020/06/09
味噌は日本古来より伝わる発酵食品の1つですが、実は私たちの美容に役立つスーパーフードでもあります。特に肌への効果は目覚ましく、多くのメディアで取り上げられて話題になるほどです。味噌にはどのような美容効果が秘められているのか、キレイになるための摂取方法と一緒にご紹介します。
味噌の美容効果とは
肌の保湿力アップ
味噌が発酵する過程で作られるグルコシルセラミドは、肌の保湿力をアップする働きがあります。グルコシルセラミドが肌の細胞を活性化することで、角質層の水分量がアップするのです。化粧品をつけても肌のうるおいを感じにくいなら、味噌を積極的に食べてみましょう。体の内側から、みずみずしい肌に整える効果が期待できます。
肌荒れやシミを防ぐ
味噌にはビタミンB群やビタミンEなどのビタミン類、ミネラル類、必須アミノ酸などが豊富に含まれています。これらの栄養素は、肌荒れやニキビ、さらには肌のシワやたるみなどの老化の予防に効果的です。また、メラニンの生成を防ぐ遊離リノール酸も含まれているため、シミの予防にも役立ちます。
脂肪の蓄積を防ぐ
味噌に含まれているグルコシルセラミドには、脂肪の代謝を助ける働きも確認されています。さらに味噌の原料である大豆には、悪玉コレステロールを下げる大豆レシチンやサポニンも含まれています。これらの栄養素を味噌から補うことで、脂肪の蓄積予防効果が期待できるでしょう。ダイエット中の方、生活習慣病が気になる方にもお勧めです。
味噌の美容効果を活かす摂取方法
できるだけ生の味噌を食べる
味噌を50℃以上で加熱すると、味噌に含まれている乳酸菌が死滅してしまいます。ビタミン類を損なわないためにも、味噌はできるだけ生で食べることをお勧めします。生味噌にお好きな調味料を混ぜ、野菜などにディップして食べると、栄養を逃すことなく摂取できます。
味噌汁は50℃で
味噌を使った料理といえば、やはり味噌汁が定番ですよね。しかし、味噌をグツグツと煮込んでしまうのはNGです。味噌を入れるときは鍋の火を止めて10分ほど待ち、お湯の温度が50℃程度になってから溶かすと良いでしょう。残った味噌汁は日持ちしないので、その場で全部食べることがポイントです。
忙しいときはインスタントの味噌汁でもOK
忙しくて自炊をする時間がなければ、インスタントの味噌汁でもOKです。グルコシルセラミドはインスタントからでも摂取できるので、肌の保湿力を上げたい方、メタボを予防したい方は毎日継続してみてはいかがでしょうか。
味噌というと和食を思い浮かべますが、実はパスタやパンなどにも活用できる万能調味料です。美しい肌を手に入れるために、さまざまな食べ方を楽しんでみてください。