気になる「ニキビ跡」を薄くする治療法&セルフケア方法
公開日:2019/11/18 / 最終更新日:2020/06/09
ニキビ跡は肌の透明感を奪うため、コンプレックスに感じている方も少なくありません。たとえメイクで隠せても、素肌になったときには「いつになったら消えるんだろう……」と気になってしまいますよね。今回は、そんなニキビ跡を薄くする方法を、美容皮膚科での治療とセルフケアの両面からご紹介します。
ニキビ跡を薄くする美容皮膚科の治療法は?
ニキビ跡の改善には美容皮膚科での治療が最善です。赤いニキビ跡には血中のヘモグロビンに働きかけるレーザー治療、茶色いニキビ跡にはメラニン色素を破壊するレーザー治療など、症状に応じた治療をおこなうことで、透明感のある明るい素肌を目指すことができます。
また、ピーリングなどの肌のターンオーバーを促す施術も有効です。セルフケアでなかなか解消できないニキビ跡も、美容皮膚科なら最短で改善が目指せるというメリットがあります。
ニキビ跡を薄くするセルフケア方法
ビタミンC誘導体配合の化粧品を使う
セルフケアでの改善を目指す場合はビタミンCケアが効果的です。ビタミンCには肌のターンオーバーを促すとともに、コラーゲンの生成を助ける働きがあります。それにともなって赤みを抑える効果、メラニン色素を薄くする効果、肌のハリを改善する効果などが期待できるので、赤いニキビ跡、茶色いニキビ跡、陥没したニキビ跡のすべてに有効といえるでしょう。
ただし、ビタミンCは肌に直接塗っても浸透しません。浸透しやすいビタミンC誘導体配合の化粧品を使うことがポイントです。
ピーリングを取り入れる
ピーリングによって古い角質を除去すると、肌のターンオーバーが促進されニキビ跡の改善につながります。自宅でおこなう場合は、刺激の少ないドクターシーラボの「VC100ピーリングソープ」や「エンリッチリフトゴールドピール」の使用がお勧めです。ホームピーリングが不安な方には、美容皮膚科でのピーリングをお勧めします。
ビタミンA・C・Eを積極的に摂る
ビタミンA・C・Eは皮膚の代謝を促すため、ニキビ跡の改善に役立ちます。以下のような食品を意識して食べて、体の内側からニキビ跡の改善を目指しましょう。ビタミンCは尿と一緒に排泄されやすい水溶性なので、サプリメントとの併用もお勧めです。
・ビタミンAの多い食品…レバー、うなぎ、かぼちゃなど
・ビタミンCの多い食品…赤ピーマン、ブロッコリー、キウイなど
・ビタミンEの多い食品…うなぎ、アーモンドなどのナッツ類など
ニキビ跡にはさまざまな種類があり、確実に改善するためには、その種類を見極めることも大切です。ニキビ跡の種類や適切なケア方法が分からない方は、美容皮膚科にお気軽にご相談ください。