ニキビが痛い……症状を沈静化させるケア方法とは
公開日:2019/11/18 / 最終更新日:2022/04/20
ニキビは赤く腫れ上がる以外にも、痛みをともなうことがあります。痛みがあるとついつい気になって触ってしまいがちですが、ニキビを早く治すためには不要な刺激を与えないことが大切です。痛いニキビにはどのようなケアをおこなうべきなのか、早く沈静化させるために知っておきましょう。
痛いニキビがあるときは、まず美容皮膚科へ
痛みがあるときは、ニキビの炎症がかなり悪化していると考えられます。そのままにしていると皮膚の奥深くにまでダメージが及び、ニキビ跡やクレーターの原因になってしまうことも。また、ニキビだと思いこんでいるだけで、他の皮膚疾患が関係している可能性もあります。痛みがひどいときは我慢せず、まずは美容皮膚科に相談して正しい治療を受けましょう。
痛いニキビのセルフケア方法
市販のニキビ治療薬を使う
忙しくて病院へ行く時間がない場合は、市販のニキビ治療薬を使うことをお勧めします。炎症を鎮める治療薬を用いることで症状の緩和につながります。ただし、ニキビ治療薬にはさまざまな種類があります。できれば薬剤師に相談し、症状に適した治療薬を選んでもらいましょう。
刺激の少ないスキンケアをする
健やかな肌を保つためには、洗浄や保湿などのスキンケアが欠かせません。しかし、肌に刺激を与えるようなスキンケアをしていると、ニキビの炎症や痛みも悪化してしまうもの。
洗顔であれば朝晩の1日2回まで、洗顔料で作ったキメ細かい泡をクッションにしながら優しく洗いましょう。保湿の際はコットンでのパッティングは避けて、手のひらでなじませることをお勧めします。
潰すのは絶対NG!
「腫れ上がったニキビを見ると潰したくなる」という方は多いかもしれませんが、痛みをともなうニキビを潰すのは禁物です。潰すと炎症が悪化し、皮膚のさらに奥までダメージが及ぶ恐れがあります。ニキビ跡を防ぐためにも、潰すのは避けて自然に収まるのを待ちましょう。
治るまでメイクは避ける
炎症を起こしたニキビにメイクをすると、ファンデーションに含まれる油分がアクネ菌のエサとなり、症状が悪化してしまうことがあります。赤いニキビを隠したい気持ちは分かりますが、治るまでその部分のメイクは避けましょう。マスクで覆うのも刺激や雑菌の繁殖を招く恐れがあるので、控えたほうが安心です。
痛いニキビができる原因には、免疫力の低下やホルモンバランスの乱れが関係していることもあります。普段のケア方法と同時に栄養バランスや睡眠時間も見直して、厄介な炎症ニキビを体の内側から治していきましょう。