「たるみ毛穴」は老化のサイン。早めのケアを始めよう
公開日:2019/11/15 / 最終更新日:2020/06/09
近年、美容系のメディアなどで「たるみ毛穴」というワードをよく目にするようになりました。たるみ毛穴は肌の見た目に大きく影響し、顔が老けて見える原因になるともいわれています。そもそも、たるみ毛穴とはどのような状態のことを指すのか、原因やケア方法とあわせてご紹介します。
「たるみ毛穴」はどのような状態のこと?
「たるみ毛穴」とは、皮膚のたるみに引っ張られるように伸びた毛穴のこと。1つ1つは楕円形もしくはしずく型ですが、たるみが進んで毛穴同士がつながると細かいシワのような「帯状毛穴」になってしまいます。
たるみ毛穴は、周りの皮膚を指で上げると目立たなくなります。これは、皮膚が持ち上がることで開いていた毛穴が閉じるため。たるみ毛穴かどうか調べたいときは、鏡を見ながらチェックしてみてください。
たるみ毛穴の原因とは
肌の弾力の低下・乾燥
たるみ毛穴の主な原因は、皮膚の弾力の低下です。加齢や紫外線などの影響で肌内部のコラーゲンが減少すると、ハリがなくなり、たるみ毛穴の原因になります。
皮下脂肪の蓄積
たるみ毛穴には、実は皮下脂肪も関係しています。顔のような柔らかい皮膚の下に脂肪がたくさん蓄積すると、その重みで皮膚が垂れ下がり、毛穴も引っ張られてしまうのです。
たるみ毛穴のケア方法
日々の紫外線対策をしっかりと
肌の老化原因の約8割が紫外線にあります。紫外線を浴びると肌のコラーゲンが破壊されるだけでなく、コラーゲンを作り出す線維芽細胞までがダメージを受け、弾力が失われてしまうのです。まずは日々の紫外線対策を万全に整えて、肌のハリを守りましょう。日焼け止めを塗るだけでなく、日傘や帽子などのUVカットグッズも併用することがポイントです。
コラーゲンやビタミンCでたるみケア
たるみ毛穴の予防には、化粧品でのケアも効果的です。肌にハリをもたらすコラーゲンや、毛穴を引き締めるビタミンC誘導体が配合された化粧品を使って、たるみを防ぎましょう。化粧品を何種類も使いたくない方には、1アイテムで保湿とリフトケアができる「アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX」がお勧めです。
タンパク質中心の食事をよく噛んで食べる
タンパク質には、コラーゲンの材料となるアミノ酸が豊富に含まれています。肉、魚、大豆製品、乳製品、卵などをバランスよく食べて、ハリの安定につなげましょう。消化吸収を促進するために、よく噛んで食べることがポイントです。よく噛めば表情筋が使われますから、脂肪の蓄積を防ぐことにもつながります。
毛穴の1つ1つは小さいものですが、たるみが進むと大きく見えてしまうもの。毛穴の目立たない若々しい肌を保つために、早めの対策を取り入れていきましょう。