悩み別! 足ツボを押して美人になろう
公開日:2019/11/09 / 最終更新日:2022/02/01
足のツボは健康と深い関わりがあり、刺激することで全身の血流やリンパの流れがよくなるため、むくみや冷え性をはじめとしたさまざまな効果が期待できます。
今回は、悩み別に押すべき足のツボをご紹介します。テレビを見ながら、お風呂に入りながらでも行えるので、ぜひ生活に取り入れてみてください。
■肩・首コリのツボ
【親指の付け根から側面を押す】
肩や首が凝りやすい方は、親指の付け根から側面までを数回に分けて、手の親指の腹で押していきましょう。凝りがひどいと非常に痛い場合があるため、ゆっくりと優しく始めるのがポイントです。
■足のむくみが取れるツボ
【くるぶしの内側の少し上を押す】
ヒールで歩きまわったり立ちっぱなしが続いて足が疲れたりすると、むくみがたまりやすくなってしまいます。そんなときには、内くるぶし近くの「三陰交」と呼ばれるツボを押すようにしましょう。三陰交は内くるぶしから手の指4本分上にあります。最初は弱めの力でプッシュし、3~5秒間かけてゆっくりと圧をかけ、押し終わったらゆっくりと離しましょう。これを1セットとして、10セット程度行ってください。
■シミ・シワに効くツボ
【足の爪を優しくプッシュ】
シミ・シワに効果があるのは足の爪です。親指から小指まで、まんべんなく上から優しく押していきます。爪の根元から先端に向かって、ゆっくりと指をすべらせていくのがポイントです。
■イライラが緩和されるツボ
【親指の付け根、人差し指側を押す】
イライラするときは「大敦」(だいとん)と呼ばれるツボを押しましょう。両足の親指の付け根の人差し指側に位置しています。強く押しすぎずに、ゆっくりと徐々に力をかけていってください。また、だるさなどの不調にも効果があるツボです。
■頭痛に効くツボ
【薬指の爪の付け根、小指側を押す】
頭痛がするときに押したいツボは、薬指の爪の付け根にある「足竅陰」(あしきょういん)です。揉むような感覚で、「痛気持ちいい」くらいを目安に押すとよいでしょう。頭痛だけでなく、耳鳴りがするというときも効果があります。
■疲れが緩和されるツボ
【足の指を曲げたとき、もっとも凹む場所】
疲れやだるさを緩和してくれるのは「湧泉」(ゆうせん)というツボです。血行をよくする、不眠などにも効果があるとされているツボで、「万能ツボ」と呼ばれることもあります。
足ツボを押したくても、人目があるとなかなか押しづらいというときは、お手洗いなどの個室に入って行うとよいでしょう。なかなかそのような時間が取れないという方は、健康サンダルなどを履いて過ごすのも手です。足ツボを上手に使って、健康的な毎日を送りましょう。